半熟茹で玉子の作り方

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忘年会のテーマが卵だったので、アローカナとか烏骨鶏とか、色んな珍しい玉子を茹で玉子にして持って行ったら、どうやったらこういう茹で玉子を作ることができるのか?と問われたので記録しておく。
色んなやり方があるので、一例として読んでほしい。
最初に玉子は常温に戻して置く。
つか、買って来てからすぐに調理すれば常温だ。
まとめて作っておくことができる料理なので、冷蔵庫に入れる前に作れば良いと思う。
まず、玉子が浸かるくらいの湯を沸かして、酢と食塩を加える。
上等なものでなくていい。
酢酸と塩化ナトリウムが入っていればいいというレベル。
これは殻がひび割れて、中身が出た時に凝固させる役割なのだ。
で、沸騰した湯に玉子を入れる。
できればゆっくり入れたほうがいい。
勢い良く放り込むと玉子が割れるから。
この時点でひび割れが出ることがあるけれど気にしなくていい。
中身が少し出たりするかもしれないけれど、これも大丈夫。
塩と酢を入れておけばホンの少しのはずだ。
そして黄身を中心に持って来たいなら、ゆっくりと玉子を動かし続けたほうがいい。
4分もやっていれば大丈夫かな。
沸騰の加減はボコボコと煮立たない程度。
ゆらゆらと玉子が踊るくらいの沸騰加減でいいとけれど、黄身を中心に持って来るために、玉子を動かし続けるのが面倒な人はボコボコ煮立って玉子が動く状態で茹でればいい。
泡が玉子を動かしてくれるので、菜箸で動かす必要がない。
茹で時間はM玉なら約8分。
S玉なら7分半くらいかな。
L玉は普段買わないからやったことないけれど、8分半くらいでいいんじゃないかな?
茹で上がったら冷水に落とし、一気に冷ます。
これはとても重要な処理なので、絶対に手抜きしないこと。
急冷することによって、黄身の変色を防ぐし、殻が剥き易くなる。
粗熱が取れるまで、しっかり冷やすのがポイントだ。
そして蛇足かもしれないけれど、玉子の剥き方も書いて置く。
僕の友人でも知らない人が多くて愕然としたからだ。
この茹で玉子は全体に細かくヒビを入れれば、綺麗につるりと剥ける。
湯上がり玉子肌そのままのピカピカ茹で玉子になる。
そのまま塩を振って食べてもいいし、醤油などの混合調味料で味玉にしてもいい。
一気に10個くらい作って殻を向き、調味液に漬けて冷蔵庫に入れておくと重宝する。
調味液に漬ける際は、ビニール袋に調味液を入れ、その中に茹で玉子を入れ、空気を抜いて漬けると良い。
少量の調味料で煮玉子を作ることができるからだ。
写真の玉子がそれ(ピンぼけだけど)。
一週間くらいは平気だと思う。
以上、要望があった半熟茹で玉子の作り方を書きました。
超簡単なので、楽しんで作ってください。
酒のアテにもなりますよ!(笑)

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