佐渡産銀鮭焼漬

DSC01259先月になるが、仕事で新潟へ行った。

僕のような食道楽を新潟でリリースしたら、新潟のラーメンを喰い歩いたり、魚介や日本酒やご飯に血道を上げるに決まっているのだが、今回は全くそういう時間はなし。

まぁ、仕事で訪れているのだし、泊まらなければそういう時間は捻出できないに決まっている。

今回は東京からの日帰りだったので、何とか昼ご飯だけは確保したいと考えていた。

しかし、色々あって昼の時間は取れず。

新潟駅で駅弁を買って、東京へとんぼ返りする羽目になった。

自分で旅費を出しているのではないのだから、旅程が徹頭徹尾仕事優先になるのは当然なので、残念ではあるけれど、文句はない。

とはいえ、何とかお土産くらいは買いたいと思って、短い時間で何とか購入したものがこれだ。

結局、食べるのは今夜になってしまった。

食べるモノがなくて、冷蔵庫を物色したら見つかったのだ。

http://www.niigata-ogawaya.co.jp/o-020/o-34/o-34-032.htm

 

唯一の新潟土産なので、押し頂くように食べたが、結構面白い味わいだった。

その名のとおり、焼いてから漬け込んであるからだろう、身質は硬く締まっている。

味わい的にはさっぱり系だが、鮭のきめ細かな味は楽しめる。

脂はほとんどなし、と言っていいほど乗っていない。

僕は鮭って過剰に脂が乗る必要はなくて、むしろ薄っすらと脂が乗っているほうが旨いと思う。

この辺り、新潟の人の感覚と僕は近いようだ。

 

漬け込んであるためか、少し熟したような、糟漬けのような風味もある。

そのまま食べても旨いが、僕はビールのアテにしたので、七味を振ったほうが旨いと思った。

ちなみに焼きネギは栄養バランスを考えて僕が添えたもの。

最近、仕事が忙しいので、これしか野菜のストックがなかったというのもある(笑)。

 

なかなか面白い料理だった。

真っ当に旨い鮭って極めて少ないけれど、これはそこそこ満足できた。

僕はかなりの鮭好きなので、いつか新潟で本物の酒浸しを食べてみたいなぁ。

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