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2004/08/18(水)
ヤマユリが咲く
2日前にヤマユリが咲いた。

マユミの木に雑草のようなものが生えていたが、妻が抜かないのでどうしてかな?と思っていたのだが、彼女にはそれが偶然生えてきたユリだということが判っていたようだ。

「何で判るんだ?」と聞いても、
「この葉っぱの形はユリに決まってるじゃないの」とのこと。

植物に対する知識はレースにならないくらい違うのだ。
それが急にすーっと伸びたと思ったら、白く可憐な花を咲かせた。
ユリというのは本当に美しいね。
群生していなくても、一本だけでも美しいところが僕は好き。
背筋が伸び、自立した印象を受けるところが気に入っている。

しかし、そのユリも今晩、帰宅すると完全に萎れて落ちていた。
その儚さもまた、美しさを感じさせるのかもしれない。


2004/08/16(月)
住宅リフォーム
昨日だったかな、オリンピックの番組をやっていないかな?と、久しぶりにテレビをつけると、住宅のリフォームをやっていた。

しばらくザッピングしたが、オリンピックはどこもやっていないようなので、そのリフォーム番組を眺めたのだが、だんだん楽しくなくなってきたため途中で消した。

彼らは住宅を何だと思っているのか。
個人住宅はびっくり箱ではない、と言いたい。
収納一つとっても、奥行きが考慮されていないし、それまで家にあふれていたモノが収納できるほどのボリュームではない。
また、中途半端で機能しないのであれば何もないほうが施工費は安いし、使い勝手も良い。
住宅とは、自分たちのライフスタイルを表しているものだから、改装前の家族の生きざまとの整合性がとれていなければならない。

狭い家ならば、なるべく手のかからない恒常的な利便性を求めるべきなのに、年に一回使うかどうかの派手な部分が取り上げられる。
テレビに携わる人の性癖だと知ってはいるが(だからテレビは嫌い)、見ていて楽しくないな。
そもそも、住宅の基本性能はどうなっているのだろう。

そして、こういう番組を喜んで観て、中途半端に夢というか、自分の考えを持っている人が最も危ないのではないか。
スカーレット・オハラや、アン・シャーリーの家に憧れている人は特に注意すべきと思う。

家は生活の場であり、日常を過ごす場所だ。
非日常はいくらでも外で楽しめるのだから、家では上等な日常が過ごせる場所であるべきと僕は思うんだけどな。


2004/08/13(金)
Family Page 広島
最近、ちょこちょこ閲覧するサイトがある。
「Family Page 広島」という個人サイトだ。
http://homepage3.nifty.com/f-page/index1.html

それにしても、このサイト、かなりレベルが高い。
ブログ一つとっても考えさせられる部分があるし、着眼点がユニーク。
広島県に住む人なら、ブックマークしておいて損はない。

まだ全部見た訳ではないが、これまでに僕が楽しかったのは、ホウネンエビのコーナーと、現在も着々と拡充しつつある路面電車の写真コーナー。
路面電車は、路面電車のある風景を集めたものだが、彼の視点は電車マニア的に乗り物本体を見るのではなく、そこに生活している人を見ているのだと判る。
人が乗ってこそ、使われてこその乗り物なのだという主張が感じられ、見ていて温かい気持ちになる。

当り前のように使っている路面電車だが、広島市という街に大きな特徴と利便性と浪漫を与えてくれているのだと見直す意味でも、いいサイトと思う。
様々な人の感性で、こういう様々な切り口のサイトがたくさんできることを僕は望みたい。


2004/08/13(金)
今月のTJ Hiroshima
ちょっと前にTJ Hiroshimaの知人から連絡があり、途中から最近はどうなっとるんだと説教に変わったことがある。
他のタウン誌からは何の連絡もないので、TJにしか協力したことはないのだが、最近の記事内容の落ち込みにはがっくり来ていたのだ。
#もちろん、僕が判断するのは飲食店情報だけです。
#飲食が抜けた分、それ以外の情報は充実していたのかも(笑)。

昔はずーっとTJを買っていたが、最近はフリークを買ってばかりだった。
少し値段は高いが、100円や200円なんか関係ないくらい情報の質が高く、豊富だからだ。

しかし、8月号のTJ Hiroshimaは違った。
夏休みシーズンに合わせて、太田川と流川という韻を踏んだ特集を組み(笑)、いい出来だったのだ。
おー、これは買わなければ、ということですぐに買ってじっくり読んだ。
うん、なかなか良く出来ていると思う。
今後、さらに充実することを期待したいな。

つい最近「ぴーぷる」が休刊し、広島県内のタウン誌は計5社になった。
広島地域が「TJ Hiroshima」「Wink」「広島フリーク」
福山地域が「タウン情報ふくやま」「Wink」
呉地域が「くれえばん」

それぞれが競い合って、僕たちに優良な情報を届けてもらいたいと思う。
インターネットの登場で既存のビジネスモデルは崩れつつあるし、それは僕のようなサイトも遠因と判ってはいるが、どちらにしても、情報を囲い込むことはできない時代になりつつあるという大きな流れによるものだと思う。

そうは言いつつ、今後も生業として街の生きた情報を伝えてくれるのは彼らなのだ。
僕がいくら頑張っても、フルタイムで活動する彼らには敵うはずがない。
これからもアンテナを高く、情報を右から左へ流すのではなく、自らの感性と矜持をフィルターにして、プロとしての仕事を続けてもらいたいと願う。


2004/08/12(木)
街の移り変わりを
今日、ふと気が付いたのだが、立町の「ラリーズ」が閉店していた。
すごく老舗で、建物を含めて、あの場所にあるのが当り前だと思っていたので、ちょっと驚いた。
一度、ランチに訪れたが、味は別格でなないにせよ、気持ちの良い店だったが残念。
焼肉店という業態が大きく変革しつつあることに対して、イマイチ対応しきれていなかったこと、店が大きい分だけ方向転換が困難だったことが理由なのかもしれないと感じた。

また「楽壺」が閉店し、その場所に以前、幟町にあった「河鹿庵」が移転して来ていた。
「河鹿庵」の跡には「菜づけ百屋」の二号店が出来ているし、飲食店の勢力地図は確実に変化しつつあるようだ。

生物の進化を振り返えると、強い者が残ったのではなく、変わることができた者が生き残ったのだということが判る。
飲食店も同様なのではないか。

今、集客力のある強い店が老舗になるのではない。
常に変わり続け、客の支持を得続けた店が老舗になるのだ。
史上最強の陸上生物でありながら絶滅した恐竜になるのか、したたかに生き延びた哺乳類になるのか。
そんなことを考えさせられた昼休憩だった。

ちなみに、今日の晩飯は、アジフライ、小鰯の刺身、茄子の冷製煮浸し。
抱卵したネブトも発見したので、それも仕込んだ。
とはいえ、僕がやったのではなく、全て妻の仕事だ。
自分で料理をするから判るのだが、本当にありがたいと思う。

さて、もう一つ。
久しぶりに書くと色々記録しておきたくなるな(笑)。
昨日飲んだのだが、北海道で買った、北海道ケルナーという白ワインがなかなかユニークだった。
かりかりに辛口で、酸味も強いのだが、これまでのシロップのような日本のワインに対する強いアンチテーゼが感じられる。
これは好ましいな。
ちょっと応援したい気持ちになった。

ちなみに今日の酒は、エビスビールの後、屋久の石南花。
これは油脂成分が少ないらしく、冷してもざらつきがなく旨い。
夏はどうしても日本酒の消費量が落ちちゃうね。


2004/08/04(水)
コミュニケーション不全症候群
あるレストランで食事をした。
僕たちの2テーブル先には、女性の二人連れが楽しそうに食事をしていた。

距離は離れていたし、断片的に聞こえてきた話の内容はさっぱり覚えていないが、彼女たちを見ていてしみじみ感じたのは、長崎の小学六年生の子が起こした事件の根は間違いなく同じだということ。
全然ストレートに言わず、遠まわしに遠まわしに話をして、一見、深みのない話をしているようにしか見えないが、その裏では二人にしか判らない鍔迫り合いが行われている印象だ。

ニコニコと話を合わせながら、時折「ねーっ?」と声を合わせる。
この何気ない一言は、そうでしょ、あなたも私と同じ考えだよね、そうだよね、と確認する作業のようだ。
確かに親族が集まったときも、女性同士で同じ作業を行っているのをよく見る。

何がそんなに不安なのだろうか。
同じでなければならない理由がないし、考えが違えば、何故違うのかを考えるべきだろう。
結果として、何かについて考えが食い違っても構わない。
違う人間なのだから、違うのは当たり前だし、違いを違いとして受け入れればいいではないか。

逆に酔っ払ったおじさんのように、人が聞いていようと聞いていまいとどんどん話をするのも困る。
共通するのはコミュニケーションの不全だ。

そもそも、意識を同調できる完全なコミュニケーションの手段は存在しないので、僕たちは不完全な手段ではあることを知りつつも、言葉や身振り手振りで、自らの考えを伝えるしかない。
そこに齟齬が起き、お互いに理解ができなくなったとき、子供の場合は手が出てしまうのだろう。
大人の場合は、もう少し抑制が効くので、手は出さないが、別の手段に切り替わる。

どちらにしても、言葉を使ったコミュニケーションのスキルを向上させることは、とても大切なことのように感じる。
確かに不完全だが、人類の長い歴史の中で、試行錯誤の末に獲得した、最も有効な手段には違いないのだ。

そして、身振り手振りを含まない、ほぼ言葉だけのコミュニティであるインターネットでは、そのスキルを向上させるための可能性を含んでいると思うのだ。

言葉というのは難しい。
しかし、難しいからと放棄してはいけない。
思い、悩み、考え抜いた先に出た言葉こそが、本当に相手に伝わる言葉なのだと思いたい。


2004/08/01(日)
辛味大根で爽やかな昼食
台風一過とはいえ、まだまだ間欠的に風雨が激しい。
こんな日は一日、作業に没頭するに限るな。

というわけで、朝からずっとパソコンの前に座っていたが、当然、食事はしなければならない。
こうなることを予測して、昨日、色々と買い込んでいたので、見繕って料理する。
#妻は中国新聞の連載「茶迷カレンダー」に書く内容が決まらず、唸り続けている。

そういえば「アバンセ」で買ったものの中に辛味大根(ねずみ大根系)とミョウガがあった。
夏の辛味大根なんて珍しいが、すりおろすと粉雪のように舞い散り、辛く爽やかな香りが立ち上がる。
よって、これをそうめんの薬味にすることとした。

ミョウガは細く切り、水でさらす。
生姜も梅干も青ネギも大葉も加えない。
辛味大根を前面に出したいので、ミョウガだけプラスした。

最初からツユを作る時間はないので、市販の無化調の品を使ったが、そのままだとどうしても甘さが口に障る。
しかし、辛味大根を加えると、随分改善され、気にならなくなった。

そうめんは、山口県の「菊川の糸」だ。
以前は小豆島の半生手延べそうめんを使っていたが、賞味期限が短く、封を開けると一度に食べなければならないため、量のバランスを取るのが難しかった。
しかし「菊川の糸」には、半生品とは別の旨さがあり、これもいいなと思うようになった。
具体的には麺の表面が締まっており、こりこりとした強い張りとコシがあるのだ。

にゅうめんの場合は、もう少しツユとの馴染みが良い長崎県の「島原手延素麺」を使うが、冷したそうめんは現在「菊川の糸」がお気に入り。
辛味大根が口に入ると、鼻をぶん殴られたようにツーンとするが、食道から胃までスカッと清涼感がある。
夏の辛味大根は珍しいが、食欲のない夏にはぴったりだと思う。
辛味大根を見つけたら試してみてほしい。


2004/07/31(土)
「料亭」の味
本来なら浴衣オフの予定だったが、台風のため延期。
少々のことなら工夫して決行するが、この暴風雨の中、浴衣を着て歩くのは難しい。
帰りの交通機関も読めないし、今回の幹事が泣く泣く延期の決定をした。

しかし、まだ雨風がひどくなかったので、昼飯に某ラーメンコンプレックスを訪れてみた。
そこでは各店の成績表のようなものが張り出されており、目当ての店ともう一つの店が頂点になっていた。
目当ての店を食べると、なかなか旨かったので、もう一つの店へも行く。
それは、かつて料亭で供されていたラーメンなのだとか。

へぇ、懐石料理を出すところでラーメンねぇ、最近は何でもありなのかと思いつつ、僕はあっさりを頼んだ。
そして、添えられたレンゲを使い、スープを一口飲むと、心の中で「うわっ。なんじゃこりゃ!」と叫んでしまった。
いやはや、すごい調味料の量である。
一体、スープに何を入れたのか。
つか、この味は店舗内でスープを作っているかどうかも不明だな。

それにしても、これが料亭の味か?
彼の地には旨い素材や料理がたくさんあり、素晴らしい店もたくさんあるのに、こんなラーメンを出す料亭があるのか?
それはぜひ店名を知りたいな。

とはいえ、現在では、料亭は懐石料理を提供する場所ではなく、店構えでカテゴライズされていることが多い。
つまり多くの場合、料亭とは、味を保障する言葉ではないのだ。
にも関わらず、ときおり「料亭の味」とかキャッチーに書かれたコピーを見かけるけれど、僕はそのコピーライターに言いたい。
「ホントに『料亭』の味が把握できているのか?」と。
ちなみに僕は判らない、というか料亭という言葉が味を示していないのだから判るわけない。
適当な言葉を繋げて、遊んで、面白がって、料理文化を壊さないでほしい。

そういう意味でこの店も同じだ。
この味のラーメンを出す料亭があり(過去形で記載されているため現存していないのかも?)、それを全国に売り出す店がある。
茶の心も軽んじられるようになったものだ。情けない。

いや、一番情けないのは「へぇ、これが料亭のラーメンなんだ」と納得して食べている客ではないだろうか。


2004/07/30(金)
三元豚って旨いね
台風が来るぞというので早く帰ろうとしたが、色々と片付けていたら21時になった。
妻が晩飯の準備をしてくれているので、とっとと帰ると、玄関ドアを開けた途端に良い香りがした。

香りの主は三元豚スペアリブのロースト。
前日から漬け込み、じっくり焼かれていた。

前菜的にニラ玉と、スペアリブの漬け込み液を流用した豆腐の炒め物を食べ、焼いてしばらく置き、肉汁を落ち着かせたスペアリブを食べた。

我が家の定番は和豚もち豚だったけれど、三元豚は脂がさらりと軽く、赤身もさっくりしている。
そして、味はあるけれど、全体的に風味が軽い。
これならば、料理に合わせて使い分けたいな。

現在、僕が知る限りでは、この三元豚が普通に売られているのは「アランビック」内の「ラパン」のみ。
しばらく色々な料理に使ってみたい。


2004/07/26(月)
金目鯛の煮付けと閉店
今日は僕のほうが早く仕事が終わったので、スーパーへ買出し。
産毛が手に刺さるほど新鮮な枝豆があったので買う。
どうも僕は豆ばかり買っているな。
でも、枝豆って本当に旨いよね。新鮮だとなおさら旨い。

メインは金目鯛の煮付け。
煮汁は素麺を絡めて〆の料理に使った。
いやはや旨い旨い。この時期の金目もさっぱりして一興だな。

そういえば、大須賀町の「更科」という広島でも老舗の蕎麦店が閉店していた。
現在、内装が取り払われ、筐体だけになっている。
味の好みは別にして、歴史ある店がなくなるのは寂しいことだ。

また、十日市にあったカレーうどん専門店(お好み焼きなども出していたが)の「にしむら屋」も閉店していた。
坂町にある店は続けるらしいが、なかなか大変なようだ。

こう灼熱の暑さが続くと、つけ麺が食べたくなるけれど、問題は夏が終わってからなんだよな。
毎年、相当数の店が越冬できないキリギリス閉店から、そろそろ脱出してほしいと思うのだ。


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