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2007/09/01(土)
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「天狗寿司」の巻き寿司
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「朱華園」の後、商店街を歩いていると「天狗寿司」があった。 ここは老舗らしいが、僕は未訪だなぁと思って見ていたら、巻き寿司が名物と書いてある。 むむ、巻き寿司好きな僕は一気に興味を惹かれた。
品書きを見ると1,150円とある。 高っけー! これ1本の値段なの? すごい強気だなぁ、と思ってビビッていると、隣の店の人がシャッターを閉め、店じまいをしていた。
その人に、ここの巻き寿司旨いですか?と訊くと「そりゃおいしいわよ。ウチの主人なんか大好物よ」との答え。 でもちょっと高いですね、と言うと「材料が違うのよ。海老粉だって自家製よ。桂馬の厚焼玉子焼きも入っているし。とにかく一度食べてみなさい」と言われた。 そこまで言われたら食べなきゃねと礼を言って店に入り、巻き寿司を注文した。
巻いてくれたのは若い男性。 次の代の大将なのかもしれない。 包丁で切ろうとしたので「あ、切らなくていいですよ」と声をかけた。 巻き寿司は切らずに馴染ませ、食べる直前に切るのが旨いのだ。
しかし「ウチは10切れの値段で出しているので、一本だと少し高くなりますよ」と言うではないか。 うぇ、これ以上高くなるの?と思ったが、一応いくらですか?と訊いてみると「1,450円です」とのこと。 僕は意気地も金もないため、じゃ切ってくださいと答えてしまった。
帰宅して早速取り出すと、巻きの太さは普通。 いい感じにシャリと具が馴染んでいる。 海老粉がたっぷり使われ、尾道らしくていいなぁと思った。 具は、海老粉、煮アナゴ、煮アサリ、カンピョウ、煮椎茸、玉子焼き、ミツバの7種類。 煮アサリが入るのは珍しい。
食べると、なるほど、これは旨い。 旨味のある素材がたっぷり使われているし、カンピョウも煮椎茸も濃いめの味付けで、がっつん系の巻き寿司だった。 具の中で最も主張が強いのは、やはり海老粉。 海老の旨味が凝縮しているため、支配力がとても強い。 アサリなどはじっくり味わわなければ判らないレベル。 冷酒のアテに良いのではないか?と思った。
確かに値段だけの内容だけど、それにしてもちょっと高い。 もう一度買うか?と問われたら、ちょっと躊躇するな。 誰かへのお土産にするにはいいと思うけれど。 そういう意味では、ハレの巻き寿司ということになるのかな。
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