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2004/07/25(日)
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「半落ち」の感想
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昨日の夜というか、日付変更線は越えてからだが「半落ち」を観た。 以前から観たいと思っていた映画だ。
最初に感じたのは映像がいいなということ。 一つ一つの映像が、リアルな部分はリアルだし、美しい部分は美しい。
しかし、ストーリーはちょっと不満。 あの審理を二回で終わらせるのはあまりに無理があるし、そんな無茶を通すとリアリティが薄れる。 発言なども変なものが多いし、おいおいそこでそんな質問するなら、書記官は仕事してないのかよ、と思ったり、警察の意思決定についても大いに疑義がある。
組織を守ろうとする姿勢もステレオタイプ過ぎる。 実際の組織ってのは、あんなにオコチャマでシンプルなものじゃない。 骨格を明確にするためか、様々な事象が省略されすぎているし、そこまでリアリティを犠牲にしてまで追求した骨格についてもやや説明不足。 どうしても僕は梶の気持ちをトレースできなかったのだ。 結果、イマイチ乗り切れない部分が残された。 抽象的には、広げた風呂敷をきっちり畳み切れていない印象。 ディテールには感心させられる部分が多かったので、なおさら残念だった。
しかし、エンドロールの仕掛けには思わずホロッと来た。 そう、僕たちの生き死にに関わらず、世界はいつも美しいのだ。 そのことを確認できただけでも価値のある映画だった。
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