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2006/11/25(土)
「丸忠」のうどん
廿日市の宮内交差点にある麺類の店「丸忠」は、多くの人が知る店だ。
食べたことがあるという人も多いだろう。

しかし僕は食べたことがなかった。
いや、もしかしたら食べたかもしれないが、どんな味だったか思い出せないので、食べたことがないのと同じだ。

本来ならば、今日、呉へ細うどんを食べに行くつもりだったが、出発が遅くなったので取り止めた。
よって、気分がするすると食べられる柔らかいかけうどんモード(複雑なモードだ)になっていたのだ。

呉から廿日市へ行き先を変更したため、ターゲットはこの店になった。
実はこの店の前に昼飯を食べているのだが、普通の定食だったため、気分が満足していなかったのだ。

さて、頼んだのはかけうどん。
海老特大の海老天うどんにも心惹かれたが、今回はとりあえずシンプルなかけにした。

うどんはスーパーで売っているうどんレベル。
ふわふわなので噛まずに嚥下できそうだ。
短く切れている麺もちらほら。

具は朧昆布が多めで、青ネギと蒲鉾。
僕的にはこの朧昆布がこの店のポイントと感じた。
通常、朧昆布の製造には酢を使うため、たくさん入れると酸っぱくなるものだが、ここの朧昆布はほとんど酸味を感じない。

しかも長さが短くて、朧昆布だけを箸で持ち上げることができないので、ツユの中に細かく散らばってしまう。
すると、ツユにとろみが付いて、昆布の味が強くなり、これがなかなか旨いのだ。

さらに、ツユが熱々というのがポイント。
通常、うどんでもラーメンでも皆同じだけど、熱々にすれば風味が飛んでしまうので、きちんとダシを取っていればいるほど提供が難しい。
ここの場合は、キツイと感じさせない程度、ほどほどに化調が効いているため、熱くしても味が飛びにくいのではないか?と感じた。
つか、冷めればそれっぽくなるけれど、熱いときは気にならないというか、熱いと味が判らないのでオッケーなのだ。

その熱いツユに朧昆布が散って行くのが良いんだな。
とろみのために熱さが持続し、昆布の風味がプラスされ、最後まで熱々で食べることができる。

これなら人気があるのは判るなぁ。
寒い朝の朝食とか最高だと思うし、やはり寒い日に小腹が空いたときも最適。
僕はツユまで全て飲み干し、300円でしみじみ満足した。

いい店だねぇ。人気があるのは当然と感じたな。


2006/11/23(木)
新たな炊飯鍋
随分前だけど、炊飯用の土鍋について書いた。

が、しかし、それは端が欠けてしまい、使えなくはないけれど、うーむという状態になった。
蓋の部分なので、それだけを買いたいと、販売元へ連絡してもらったが、蓋だけの販売はできないとのこと。
そういうサポート体制は確立していないようなのだ。

次はそういうことのないメーカーのものを買いたいと思ったし、土鍋は扱いが難しいので(重くて脆い)、もっと扱いやすいものを探していた。

そして、妻が見つけてきたのが宮崎製作所のライスポットだ。
http://www.miyazaki-ss.co.jp/goods/rice/main.html

我が家ではここのジオ・プロダクトの寸胴も使っている。
(あまり出番はないけれど使い勝手が良い)
修理も受け付けるとサイトに書いてあるし、アルミとチタンを組み合わせた、いかにも軽そうな素材が気に入った。
表面はステンレスの上にテフロン加工。
汚れがほとんどつかない。
内側と蓋は総チタンなので金属臭がほぼ皆無。
鍋本体の取っ手が全て金属なので、熱くはなるが長い使用にも劣化しない。
蓋の取っ手は硬質ゴム。
たぶん、この部分が最も早く劣化するだろうが、交換可能だろう。

5合炊きを買ったが、2〜3合でも旨く炊ける。
軽さは想像以上。
造りはしっかりしているが、拍子抜けするほど軽い。
ただし、当たり前だがご飯が入るとそれなりに重くはなる。

よっぽど火加減を間違わない限り、吹きこぼれがほとんどないのも魅力。
炊き上がりはやや硬質で、べっちょりなりにくいように感じる。
これもまた僕の好み。

この炊飯鍋、我が家で長く活躍することになりそうだ。
僕は良いものを長く使うのが好きなので、これも10年以上を目標に使い続けたいと思う。


2006/11/18(土)
日生の牡蠣について追記
書き忘れていたけれど、日生の牡蠣について書いておきたい。

11月の初めでまだ小粒だったけれ、感心したのは水を飲ませていないこと。
これ、広島に限らず、かなり多くの産地でやっている処理だが、海から揚げた牡蠣を、塩分濃度が少し低いプールに入れるのだ。
牡蠣というのは一日100リットル以上の、大量の海水を飲む生き物なので、そのプールの水も盛大に飲む。
すると、元々は育った海の塩分濃度で身体が出来ているものだから、塩分濃度が低い水に浸けられると浸透圧の関係で水ぶくれしてしまうのだ。
これを「水を飲ませる」という。

そうすると、牡蠣の身が膨らんで大きくなるという利点がある。
しかし、熱を入れると縮んでしまうのは自明の理。
味的にも水っぽく感じてしまうのは僕だけか。
本来、牡蠣とは育った海を凝縮させた味わいであるはずだが。

また、水を飲ませると牡蠣が弱るため、牡蠣打ちが楽になるという利点もあるらしい。
確かに、水を飲ませた牡蠣は貝柱の力が弱くなっているため剥きやすい。
僕も実際にやってみたことがあるので判る。

以前にも書いたが、数年前に一度、牡蠣の食べ比べをやったのだ。
サロマ湖、厚岸、三陸、的矢、広島(安芸津、大柿、地御前)、宮崎の牡蠣を端から生で食べた。
水を飲ませた牡蠣は剥きやすく、食べたときの塩っぱさが少ないので簡単に判った。
日生の牡蠣は、この時に食べた、水を飲ませていない牡蠣の味に近かった。
よって、安いだけじゃなく、旨いということも付記しておきたいのだ。

また、養殖されているところも見たけれど、牡蠣筏が丸太と硬質フロートなんだよね。
広島の業者は竹と発泡スチロールを主に使うけれど、環境負荷が大きいことが難。
さらに、それらの資材を国立公園である瀬戸内海で野焼きしているし。

僕は広島の人なので、広島の牡蠣養殖業者に頑張ってもらいたいと思うが、今後、日生の牡蠣養殖って、ますます注目されるようになるのではないか?と感じたのだ。


2006/11/16(木)
ラジオ出演その後
出演が終了すると、石原ディレクターやカキオコ研究会の人たちと打ち上げを行った。
行ったのは「下津井港」という居酒屋。
おでんや刺身がメインなのに、なぜかラーメンも人気がある。
魚のアラでダシを取るらしい。
へー、面白いなと思ったが僕は食べなかった。
カキオコの江端さんは召し上がられていたけれど。

おでんはまずまずだけど、魚は結構良かったな。
サワラ、マイワシ、ヒラメ、タコの盛り合わせ。
醤油が甘くて、鹿児島の鶏の刺身を食べるときの醤油のようだと思ったら、店主が鹿児島出身とのこと。
なるほどね。

その後、最近、岡山には良いバーが出来ていると聞いたので、そのうちの一軒「VAGABOND」へ。
ワインが充実したバーで、マルゴーをグラスで出していたりする(2001年だけどね)。
何でも特殊なガスを充填するので、劣化を防ぐことができるのだとか。

僕はワインバーって最近はあまり行かないので判らないが、広島市内にもこういう店はないのではないか。
ここでは1982年のポイヤックを飲んだ。
市場価格と変わらない値段で、随分リーズナブル。
いい店だな。
再び岡山で夜を過ごすことがあれば、再訪したい。
ワイン好き、バー好きなら訪れる価値がある店と思う。

「VAGABOND」
岡山市平和町6-27
086-233-2526
19.00-3.00(金土-5.00)/月休

開けて次の日、せっかくだから昼に何か食べて帰ることにする。
福山の友人、Doragonさんから「大山食堂」がお勧めと聞いていたので訪れてみる。
彼はあちこちで旨いものを食べているが、ここより旨いホルモンには出合ったことがないと言う。

訪れると客は常連ばかりっぽい。
接客は年配の女性が強烈にワイルドで、いらっしゃいませの前に、一人ならここへ座ってくれ、今日はご飯がないが、それでもいいか、と言われた。
ま、休日だし新幹線で帰るので焼肉ビールにしようと思い、ご飯なしでと答えると、しばらく放置される。

まぁ、待つしかないなと待っていると、面倒そうに何にするかと訊かれた。
頼むときは、混合を激辛バージョンでと言われていたのでそう伝え、併せて生ビールと水菜のキムチ、生レバーも頼む

生レバーはかなり旨くて、臭みは一切なく、甘くとろりとして、芳香すら感じられた。
しかし、出てきた混合はかなり甘い味付けで、内容的にもDoragonさんの話とは随分異なる。
どうも釈然としないそのまま黙って食べていたが、その頃、話が通じそうな若い男性がフロアに出てきたので、彼を捕まえて話をしてみると、Doragonさんの注文は特殊で、いわば○○(←彼の苗字)スペシャルと言わなければ出てこないのだった。

ではその○○スペシャルをと頼むと、ハラミ、血管、小腸、子袋などが使われていて、味付けは塩と唐辛子のみ。
キリリと締まった味で、食べると確かにこれは絶品だった。

内臓の旨さを最大に活かす味付けではないか?と思うほど。
噛み締めたときの脂の旨さ、食感の楽しさ、独特の風味、全てがこれまで食べてきたホルモンとは違う。
というか、この味付けはホルモンの本質を引き出すので、上等なホルモンでなければ旨くないと思う。
なるほど、確かにこれならば彼の言葉に納得できる。

ただし、この料理は彼の友人でなければ頼めないっぽい。
他にも○○さんスペシャルというのがいくつかあるようだが、その人の紹介が必要のような話し振りだった。
興味ある人はDoragonさんへアプローチのこと。

肉は食べたが、穀物を食べていないので胃が落ち着かず、店を出てその足で「とりそば太田」へ向かった。
岡山市内の有名店はそこそこ食べているが、ここはまだ食べたことがなかったのだ。

着いたら13時過ぎというのに行列だった。
へー、凄いなと思い、列に並んだが、すぐに順番が来た。
店内が全てカウンターというのが秘訣だろう。
テーブルがあると、状況を読まずにまったりするアレな客が出てくるからね。

僕が頼んだのは最もシンプルなとりそば。
スープを味わうと、おや?はっきりと甘い。
鶏の味というより、調味料の味が強いな。
「紺屋」の組み立てと似たスープだが、こちらのほうがずっと甘い。
ちょっと僕にはしんどい甘さだなぁ。
店名からしてダシ主体のスープかと思ったが、意外にも元ダレの味が支配的だし。

一口食べて、この味に合うのは山椒と感じ、実際、卓上に用意されていた。
皆、考えることは同じだね。
最初に小さな木匙で一杯入れ、足りなかったのでもう一杯入れたら丁度良かった。

麺はやや太めの平麺。
もちもち感があって、岡山でも珍しいタイプの麺と思うが、スープには合っていた。
感覚的にはややふっくら感のある稲庭うどん。
面白いなと思う。

具は煮鶏、千切りキャベツ、青ネギ、胡麻。
煮鶏は悪くないけれど、もう一つ味に締まりがなくて、僕は卓上のヤンニン(薬念醤)を付けて食べた。
キャベツは事前情報を得いていたけれど、食べるとやはり違和感があった。
また、ここのラーメンはスープが少ないので、キャベツと青ネギで丼全体がやや冷めていたのが難だった。
もう少し温度が高ければ、キャベツに熱が入ってしんなりしたのだろうが、僕が食べたときはコールスローサラダのように硬さを保っており、モソモソ感が強調されていた。

悪くないけれど、昨年訪れたときに食べた「やまと」「鳳夢蘭」「商人」「匠」とは比べられないな。
これらの店はどれも濃度が高く、胃にずしんと来るため今回はパスしたが、僕がもっと大食で胃が強ければ再訪したと思う。
岡山市内のラーメン店は、まだ20軒弱の経験しかないので、まだまだ素晴らしい店があるのかもしれないけれど。

ラーメンを食べた後は駅まで歩き、新幹線で帰ってきた。
新幹線だとあっという間だね。
岡山も行ってみたい店がまだたくさんあるので、年に一度くらいRSKが呼んでくれたらとっても嬉しいんだけどな(笑)。


2006/11/13(月)
津山市のホルモンうどん
日付が変わってしまったが、津山のホルモンうどんについても記録しておきたい。
ルーツは兵庫県の佐用町らしく、それが伝わり、少し変化して定着した、という話だった。

広島でも出している店があるけれど、どこが違うんだろう?と思ったら、味付けがソースではなく、味噌や醤油のタレを使うとのこと。
それはつまり、焼肉のタレを使った焼きうどんなのだった。

元々はホルモン焼き専門店でホルモンの鉄板焼きを食べ、〆に食べたものらしい。
つまり、鍋の後の雑炊のような料理だ。

現在ではお好み焼き店でも出している店があるので、昼に単品で食べられるが、基本はそういうことのようだ。

実際に僕もスタジオで食べさせてもらったが、ホルモン(特に小腸)の油が焼きうどんの表面に付着してコクになり、タレが醤油ベースだったので、お好みソースの焼きうどんのようにもったりしていない。
比較的するりと口に入るのが良かった。

正直、カキオコほどの求心力はないけれど、料理としては面白いと思う。
津山のホルモン焼きうどんマップ(公開前版)をいただいたので、やはり現地で食べ歩き、自分の感覚でレポートしたい。


2006/11/12(日)
備前市日生町の牡蠣お好み焼き(カキオコ)レポート
ラジオ出演はいい感じに終了。
前回よりもパーソナリティとの相性が良くて、僕としても喋りやすかった。

さて、ラジオの中でも「カキオコ旨いよ」と言ったとおり、実際に旨かった。
僕が訪れたのは「浜屋」と「安良田」の2軒。

最初に「浜屋」を訪れたのだが、雨が降っているにもかかわらず店内は満席で待ち客も出ていた。
先週は店外まで行列が続いていたらしいので、訪れようと思う人は、開店と同時を狙うのが吉。
僕は一人だったので比較的早く座ることができた。

焼き方は独特。
しゃばしゃばの小麦粉を緩く水で溶いただけのような生地の中にザク切りのキャベツが入っている。
それを鉄板の上にバシャッと広げ、その上からキャベツを一掴み追加する。

その上に鯖節(?)、天カス、青ネギをのせる。
そして牡蠣がたくさん入った容器から一掴みの牡蠣を取り、小ザルに入れ、水でサッと洗ってお好み焼きの上にのせるのだ。
その数は最低でも20個ほどあったと思う。

のちにカキオコ研究会の人に聞くと、今の時期は牡蠣がまだ小さいから数が多いけれど、これから大きくなると数は減るとのこと。
ただし、牡蠣単体のサイズが大きくなるので、牡蠣総体のボリュームは変わらないようだ。

感覚的には、広島のお好み焼きの麺の代わりに牡蠣が入っている感じ。
ちょっと大袈裟に言うならば、どこを切り取っても牡蠣が出てくるほどだった。

牡蠣をのせた後は、上からシャバシャバの生地を再度たっぷりめにかける。
そして鉄板にサラダ油のようなものを流し、その上に本体をひっくり返す。
油を使うのはこのときだけだし、鉄板の焦げを取るよりも焼くほうが忙しいので、鉄板には焦げが盛大に付着している。
よって、出来上がりのお好み焼きにも焦げが張り付く。

ちょっと神経質なお好み焼きフリークなら必ず気になる、というか、広島の名店と呼ばれる店では、これほど激しく焦げを付けることはないよなとも思う。

仕上げはひっくり返してソースを塗り、化調、刻み紅生姜、青ネギで完成。
ソースは岡山のタイメイソースだ。

焼き時間は一枚約10分。
食べるとキャベツはまだポリポリ感が残っていた。
表面は焦げるほど香ばしいが(笑)、中はやや生焼けのたこ焼きのようなねっちょり加減。
ラジオでは指摘を避けたが(カキオコ研究会の人にはもちろん伝えた)、この糊化した小麦粉は、広島のお好み焼きを食べ慣れている人にはキツイかもなぁと感じた。

食べていると、一味唐辛子を振るように推奨されるので試したが、確かに好相性だった。
熱々の牡蠣と生地をひょふひょふ言いながら食べる形で、後に人が並んでいるのが少しプレッシャーになる。

僕は広島の人なので、少々熱くてもそういうお好み焼きの食べ方には慣れている。
僕より先に食べ始めた人よりも、食べ終わりは僕のほうが早かった。

タイメイソースは広島のお好みソースよりもやや粘度が低い。
さらりとした味で、あまり主張はないけれど、このお好み焼きには合うと思う。

また、この店は青ネギがいい仕事をしていて、しっかりと香りのある旨いネギだった。
中に入れるのと上からかけるのと、2回に分けて加えるが、青ネギの香りと牡蠣の旨さで食べさせる感じ。
キャベツはあんまり仕事しておらず、嵩を増やすために入っているという印象。

牡蠣は自身も旨いが、生で加えて焼かれることにより、生地へジュースが吸い取られ、料理総体として旨味が逃げていない。
これは狙ってやっていることなのかな?

「浜屋」のお好み焼きは日生の中で最もボリュームがあるらしいので、食べ残す人や、ギブアップして持ち帰りをお願いしている人も多かった。
しかし、僕はまだ食べられるなと思ったので、日生で最古参という「安良田」へ向かった。

こちらは店内が整理整頓されており、満席だったが待ち客まではいなかった。
焼き方はほぼ「浜屋」と同じ。
というか、こちらのほうが店として古いので「浜屋」が「安良田」に倣ったと考えるほうが自然なのだろう。

違うのは「浜屋」が鯖節を使っていたように見えた部分が、こちらでは鰹節粉だったこと。
牡蠣は一人8個がデフォルトだけど、全員に「これはサービスねー!」と明るく声をかけて2個プラスされる。
非常にノリのいい、明るい人たち(女性3名)で、受け応えが軽妙だとサービスでさらに牡蠣が追加される。

「浜屋」と大きく違うのは、牡蠣をあらかじめ鉄板で軽く焼いてから本体に加えること。
鮮度に自信がないわけではない。
僕が訪れたときの牡蠣は「つい30分前に海から揚がって剥いたばかりの牡蠣なんだから」と言われていた。

「浜屋」で使われている牡蠣も、店主が毎朝7時から自分で牡蠣打ちしたものを使っているとのことなので、どちらの店も鮮度は抜群に良い。
「安良田」では焼くことによる香ばしさを、「浜屋」では身から出るジュースを重視しているということかな?と思った。

また、サービスで牡蠣の側に玉子を貼り付けて出してくれることが多いようだ。
これも僕が訪れたときは全員にサービスしていた。

出来上がりはソースも塗っていない状態で目の前に置かれ、自分で好きなだけソースを塗る。
するとすかさず、紅生姜と青ネギをのせてくれる。
また、自由に青海苔と鰹節粉を振ることができるようだ。

牡蠣の数とボリュームでは間違いなく「浜屋」に軍配が上がるが、僕は「安良田」の清潔感とゆっくり食べられる雰囲気が気に入った。
鉄板も綺麗に掃除され、焦げがほとんどないしね。

焼き加減は、サイズが小さめな分だけ「安良田」のほうが中まで熱が入ってた。
糊化した小麦粉はやはり変わらないが、キャベツがそこまで生っぽくなかったのだ。

料金はどちらも800円。
「安良田」はやはり少し安いなぁという感覚だが「浜屋」はぶっちぎりに安いと思う。
というか、同じ料理を広島市内でやろうと思っても、コスト的に無理だ。

次回、僕は「浜屋」では牡蠣入りの焼きうどんとか焼そばを食べてみたいなと思った。
生地のネチョネチョが避けられるし、それらに加えるキャベツはお好み焼き用とは別の切り方がしてあり、なかなか芸が細かかったのだ。
実際に頼んでいる人がいたけれど、とても旨そうだったしね。

「安良田」ではおねぇさん(←日生では女性は何歳でもこう呼ぶらしい)とのお喋りも併せて楽しみに訪れたい。
しかし、まだ他に5〜6軒店があるんだよね。
せっかくだからそれらの店も回ってみたい。
きっと日生には再訪することになるだろう。


2006/11/11(土)
これから岡山
今日の18時から放送される「中四国ライブネット」というラジオ番組に出演してきます(広島だとRCCで放送)。
去年もラーメンで出たヤツですね。
http://www.1350.jp/livenet/

日生のカキオコとか、津山のホルモンうどんのことが出るらしいので、これから日生まで行って、カキオコを2〜3枚食べ、岡山へ戻って出演するつもり。
ほら、牡蠣とお好み焼きって、どちらも広島的なものなのに、それが合わさったカキオコが日生の名物というのが面白くて、以前から興味があったんだよね。

津山のホルモンうどんは今回はちょっと事前学習できず。
思ったよりも距離があるし、夜の店が多いようなので。
しかし、広島のお好み焼き店でもホルモンが入った焼うどんを出している店ってちょこちょこあるよね。
どの辺りが名物的で、特徴なのだろう?と思ったり。
これは詳しい人の話を聞いてみたい。

2時間くらい、だらだら〜っと喋ることになりそうなので、興味があって時間に余裕がある方は片手間に聞いてくだされ。

なお、僕のトークって聞いて面白いタイプじゃないので(真面目に話をしてしまう)面白可笑さは期待しないように(笑)。


2006/11/07(火)
針再び
早々に仕事を切り上げ、再び呉の鍼灸院へ。

前回もそうだったが、ここで針を打ってもらうと、やたら眠くなるんだよね。
帰宅したばかりだけど、もう寝ます。

メールの返事とかあれやこれやが遅くなっていますが、もすこし待ってね。
んじゃ、おやすみなさい。


2006/10/31(火)
症状緩和
昨日、呉の友人に紹介されて、鍼灸院へ行った。

少し時間に余裕が出来たら行ってみるよ、と呑気なことを言っていたら、何を言ってるんだ!と叱られ、夕方、職場近くまで迎えに来てくれ、そのまま鍼灸院へ直行したのだ。

とりあえず症状を細かに伝え、針を打ってもらっていると、腹が張った感じが少し軽くなった。
背中側にも打ってもらうと、明らかに膨満感が軽減された。

あとから聞くと、胃と肝臓が疲れていて、腎臓と心臓の不調もそれに絡んでいるとのこと。
それらが結構複雑に絡んで、身体のバランスが崩れ、一種の逆上せとなって頭痛として現れているとの診断だった。

よく判らないが、身体が楽になったのは間違いない。
これまでに訪れた鍼灸・カイロプラクティック・マッサージとは根本的に違う感じがあった。

帰宅して栗の入った白粥を食べ、そのまま寝たが、自分でも驚くほど眠りが深かった。
逆に、最近は我知らず眠りが浅くなっていたことを思い知らされた。
まぁ、背中に硬い石のようなものを当てないと疼いて眠れなかったり、夜中に背中の痛みで目が覚めたりしていたからね。

昨晩はそういう気配すら感じることなく、久々に熟睡できたのだ。
いやー、体調が良いってことは大切だな。
集中力とか全然違うし、気分も晴れやかになる。

これからしばらく呉の鍼灸院通って、しっかり体調を整えてもらわなければならないな。

P.S.他にも三原の鍼灸院を教えてくださった方もいました。ありがとう。
  リアルな付き合いがある人たちより、普段、メール等で付き合っている人たちや、会ったこともない人のほうが心配してくださる。
  本当にありがたい。心から感謝の意を申し上げる。


2006/10/29(日)
呉の古いお好み焼き
体調は相変わらずイマイチだけど、まぁ、今すぐ倒れるとか、そういう感じではなさそう。
よく判らないけれど。

それよりも先週、呉に訪れたときに食べたお好み焼きのことを記録しておきたい。
以前、休山新道を広から通り抜けたとき、強烈に歴史を感じさせるお好み焼き店を見つけていたのだ。
おぉ!ここはいつか訪れてみたいなぁと思っていたが、その機会のないまま半ば忘れていた。

昼から呉に用意があって訪れ、宿題だった「じゅん」へ行くも1時間待ちと言われてパス、続いて「やました」へ行くと10/10からしばらく休業すると張り紙してあった。
時間が間に合わなくなりそうだったので、こりゃ昼飯抜きかな?と諦めかけて用事のある広方面へ車を走らせていたとき、この店のことを思い出したのだ。

店に入ると先客が一人。
かなりご年配の女性が一人で切り盛りしており、客席は実質的に一つしかない。
しかし、椅子は三つほどあったので、とりあえず座って注文してみることにした。
やはりスタンダードにそば肉玉だ。

先客のお好み焼きを焼いているところを見ると、案の定、焼そばを作って生地と玉子で挟み込む、芸南地方の焼そばスタイル。

先に蒸し麺、キャベツ、モヤシ、バラ肉、天カスなどで焼そばを作り、オタフクソース、シーズニングスパイス(?)、魚粉などで味付けし、焼そばが出来た後で、生地を伸ばし始める。
生地は厚く、大きく、真円だった。
そこへ焼そばをのせ、薄く広げてから玉子を張り付かせて出来上がり。

鉄板は小さく、ぎりぎり二人分を焼けるかどうかの広さなので、鉄板から直接食べることはできない。
というかそもそも、縁が広くて鉄板までの距離が遠いので、手が届かないのだ。

大きな皿に丁寧に並べられたお好み焼き、というか、焼いた小麦粉プレートの上に焼そばがのっているという、お好み焼きというよりも、どこかピッツアに近い感覚。
現代の進化したお好み焼きと比べるのは厳しいが、古い時代のお好み焼きがリアルに残っていることが素晴らしいのだ。

用務先で「昼飯はどこで召し上がられました?」と言われたので、休山新道の先にある「なかつ商店」というお好み焼き店ですと言うと、あの辺りには昔、遊郭や市場がありましてね、一時はバスセンターもあって、それはもう、栄えていたんですよ、と教えてもらった。

そうか、きっとその頃からあの店はあったのだろう。
多くの人生が通過し、街の栄衰を経験し、その中で年を重ね、おそらくあと20〜30年の間に今の店主は引退されるだろう。
そういう店のお好み焼きを味わい、ほんの少しの時間だが滞在できたことが嬉しかった。

歴史を味わう、経験することは、地域の食を知る上でとても大切なことと、僕は最近、特に強く思うのだ。


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