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2006/02/21(火)
大分物産展
ふと、今はどこの物産展をやっているのかな?と思って八丁堀のデパートを見ると「福屋本店」で大分県の物産展をやっていた。
大分という地味さ加減が良くて、どれ、どこがイートインをやっているのか行ってみようじゃないかという気になった。

人気のある地域だと、とてもじゃないが昼休憩の1時間で食事できる状態ではないのだが、悠々と着席することができた。
店の名は「洞門そば」とある。
展示ケースに料理が並んでいるものの、あまりそそられる感じはしない。
椎茸の天ぷらがのったものもあったが、外すとツライので山かけにした。
山かけの山芋がなかなか旨そうだったからだ。

展示ではツユが張られていなかったので、てっきり山芋入りのぶっかけ蕎麦と思っていたら、温かい通常の山かけだった。
んー、まぁいいけれど。

蕎麦は明らかに手打ちで不揃い。
口に入れるとポロポロと崩れるような儚さがあるけれど、箸にかからないような蕎麦ではない。
広島県内だと尾道市の「はづき」の蕎麦の食感に近かった。
洗練さとかはないけれど、山芋との相性が良いし、山芋の質も高かった。
ツユも甘くなくて概ね満足。
ただ、値段が800円超というのは高すぎだろう。

あとからネットで調べると、道の駅で出している蕎麦のようだ。
地元の蕎麦を使っているとのこと。
検索した記事の中に、どっかの偉い人が「コシがあって旨い」と述べているのがあった。
もしかして、麺類について意見を求められたら反射的に言ってないか?
どこをどう食べたらこの蕎麦にコシがあるんだよ。
そもそも、蕎麦にコシなんか関係ないだろう。
蕎麦は第一に味と香り、次に繋がりや表面の食感、化粧水の旨さなどが続く。
つか、この蕎麦は儚く崩れるところが良いんじゃないか。
コシなんか求めたら、地元の蕎麦の良さがかき消されるだろうが、たわけ。

蕎麦一杯では少し足りないので、会場をぐるぐるしてみると、吉野の鶏めしを売っていたので買って食べた。
鶏の皮と肉、それに牛蒡を加えただけのシンプルな味付けご飯で、素朴な旨さ。
あれこれと具を入れない潔さが「保存会」の意義らしいが、なるほどそれが頷ける味だった。
これは自分で作ってもいいな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E9%87%8E%E9%B6%8F%E3%82%81%E3%81%97

あとから調べると、福山市多治米町Mバリューの敷地にある「らいすぼーる村上」でも売っているようだ。
http://www.yoshitori.jp/

どちらも大分県らしく、ケレン味のない素朴な旨さというのが印象的だった。


2006/02/21(火)
テレビを観ない人とテレビ業界の試み
http://www.sankei.co.jp/news/morning/21iti003.htm
の記事を読んで、若い人の中にテレビを観ない人が増えてきたと知った。
ま、当然といえば当然だろう。
心底くだらない、観ていて不愉快な番組が多過ぎる。
聡い若者は、そんなコンテンツを見限りつつあるのだ。
僕は基本的に、若い奴らは賢いと思っているので、これを読んで頼もしくなった。
ホントに賢い奴はもちろん一部だけど、バブル時代の僕の年代とはサバイバルの意識が違う。
くだらないモノに時間を使うことの怖さを知っているように思うのだ。

それにしてもテレビ番組制作関係者はこういうのって判ってるのかな。
昨日、安藤美姫選手のインタビューで、やはりテレビ局の記者が、お涙頂戴を仕込みたくて、つまり、これから大舞台を控えている彼女のためではなく、自分の仕事のために、つまらん質問をして、安藤選手を激しく動揺させていた。
僕はこれをネットニュースで読み、カチンと来たので、ざっとブロゴスフィアを検索したが、要約すると「それがマスゴミクオリティ」という反応だった。
Blogの反応が国民の反応とイコールではないだろうが、Blogを開設するような尖った人には、既に唾棄対象ということだ。

テレビ業界は、このまま淡々と黄昏るのか。
2011年の地上波デジタルは、このままだと車の走らない高速道路となるのではないか。
で、それが重石になって黄昏から終焉へ向かうのを、指をくわえて眺めるのか。

しかし、一部では前向きに足掻いている人もいるようだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/17/news034.html

この記事に書いてあるとおり、現在、彼らは自らの主張が通り易いよう、恣意的な編集を行っている。
だが、その特権を手放してでも生き残ろうとしているところが素晴らしい。
この試みがテレビ業界の試金石となることを期待したい。


2006/02/19(日)
ワイン祭と大野の牡蠣
朝は少し早めに起きたが、10時過ぎからノコノコとワイン祭へ。
知っている人は知っている、アンデルセンの恒例行事だ。

友人も来ているはず、と思って探すとすぐに見つかった。
一緒に陣取って、目ぼしいところから飲み始める。
つか、ぐびぐび飲むと味が判らなくなるので、飲む量は極く少量ずつなんだけど。

品揃えはさすがに「阿部洋酒店」が良かった。
シャサーニュ・モンラッシェの02を最初に貰ってスタートした。

僕は今回、初めて参加したのだが、有料試飲というのが面白かった。
高いワインをグラスで売るという企画だが、広島だとこういうときじゃないと高いワインのグラスって飲めないからね。
最初に並んだのを見ると、シュヴァル・ブランの76があるではないか。
へぇ、どうなんだろ?と思いつつ、抜詮して時間が経つとヤバイのではないかと思い、試しに買ってみた。

するとこれが実に旨くて、香りも充分に活きていた。
その後はほぼ起伏なく、真っ直ぐ落ちていったけれど。
この一杯は今回の試飲でも特に心に残った。
これが飲めただけでも、今回、参加した価値があったというものだ。

他には北イタリア、ミアーニのコッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ02が印象に残った。
ソーヴィニヨンブラン100%とは思えない旨さ。
しかも、抜詮して当分売れてなくて、最初に友人が買ったものを飲ませてもらうと、こりゃ時間がかかりそうだと思った。
で、2時間くらい後でもまだ残っていたので、その時に買うと、これが素晴らしい旨さだった。
グラスで置くのと、ボトルで置くのとでは、やはり味が違うので、このワインに限っては売れ行きが悪いことが功を奏したということだろう。

他には何を飲んだかな。ルーチェとかやっぱり旨かった。
そうそう、シャトー・ランシュ・バージュの79も面白かった。
こういう古いワインはリスキーだから、こういうところで飲めるとすごく嬉しい。
ダメでも諦めがつくし、旨ければ素直に嬉しい。
このランシュ・バージュは後者だった。

他にはエシェゾー、マルゴー、リシュブールなども出ていたが、その辺りは買わず。
売れ行きは良かったようだけど。

友人や知り合いなどがたくさん来ていたので、やあやあと立ち話しをするだけでも楽しい。
結局、4時間以上、立ちっ放しでワインとお喋りを楽しんだ。

帰宅して、昨日からの懸案である牡蠣を開ける。
大丈夫かなぁと思いつつ開けたが、まだまだ少しも弱っていなかった。
牡蠣は貝類なので、弱ると貝柱に力がなくなり、剥き易くなるのだ。
逆に活きが良いと、剥くのに苦労するのだが。

どの牡蠣も、蝶番の部分までたっぷりと身が入っており、ちっとも痩せていない。
おばちゃんと二人で、あれがいい、これがいいと選んだ甲斐があった。
全ての牡蠣を剥き、剥く際に身の中に含まれていたスープを別に取って置く。
それを濃し、日本酒と太白胡麻油を加え、フライパンで煮切り、その中に身を入れて、温めるようにして熱を加えた。
牡蠣の味をできるだけ活かす形で、なるべく新たな味を加えないようにと思って考えた調理法だ。

これが意外と面白くて良かった。
本当は生で食べたかったのだが、また体調を崩すと良くないので、今回は諦めた。
それはもう、ぴかぴかの牡蠣だったし、臭いも爽やかだったので、生食できたと思うんだけどね。

食べてみるとやはり旨かった。
でも、生で食べたときほどには「安芸の一粒」と3年物の牡蠣の違いは感じられない。
やはり、牡蠣の細かな味の違いを知ろうと思えば、生が一番と思う。

写真は奥の大きな3つが3年物で、他が「安芸の一粒」。
「安芸の一粒」は通常、2年物だが、その中でも1年物を「厳蠣(げんき)」と呼ぶ。
一番手前の小さなヤツがそれだ。
殻を開けると、まだ身の周りに生成したばかりの薄い殻を纏っていた。
なるほど、牡蠣の殻は内側から作られるのだと知った。

料理の写真は、適当な皿に盛ったので旨そうに見えないけれど、なかなか旨かったんだよ。
妻曰く「あら、白い料理を白い皿に盛ったら映えないわよ」とのことだけど、移し変えるのは面倒なので、そのまま撮影したのだ。


2006/02/18(土)
冬だからと惜しむように牡蠣の喰い溜めをしなくても
何だか、さとなおさんから優子さんにも風邪をうつしたようで、いやはや申し訳ないです。
だけど、この風邪、つらいっしょ?(←妙な連帯感は止めなさい)

木曜日は結局、昼から仕事に出て、金曜日も普通に仕事して、資料は何とか完成したし、雑事もそれなりにこなした。
でも、しんどいから、ペースは上がらないし、つい周りに当たったりして、迷惑かけまくり。
こんなところに書いても仕方がないんだけれど、ごめんね。

今日は廿日市方面へ用事があったので、昼食は大野まで足を伸ばし、牡蠣フライを食べた。
体調が万全じゃないのに、昼から牡蠣を10個くらい食べる。
で、やはりちょっと強過ぎたようで、夕方からジムに行く予定がダメになってしまった。
いや、牡蠣そのものは素晴らしく新鮮で、かなり旨い牡蠣だったんだよ。
だけど、牡蠣というのは、ある程度、身体の強さがあるときに食べるものだね。
胃腸が弱っているときにニンニク料理を食べるようなもので、時と場合を考えなければならないということだ。

だというのに、道すがら「安芸の一粒」を販売しているところがあったので、つい、寄って買ってしまった。
先日「BAR NAWANAI」で、さとなおさんと食べたのが、この牡蠣なのだ。
しかも、寄ってみると、3年ものの立派な牡蠣も売られているではないか。
さらに、その牡蠣が100円とのこと。
もう、これは買わない訳にはいかないよねと、重いのを選んで買い込んだ。
後先考えろよ、オレ。

が、しかし、やはり、というか、今日は体調の具合を勘案して牡蠣は見送り。
まだ活きているので、明日はキチンと食べる予定。
我ながら馬鹿というか、無計画だと思う。
状況を判断する意思よりも、食べたいという気持ちが先走っている。
獣かよ。オレ。

書きたいことは他にも色々あれど、明日は早起きして活動しようと思うので、もう寝ることにします。


2006/02/16(木)
発熱→ダウン
昨日は仕事をしていて、どうも頭が重いというか、芯の辺りが痛いなぁと思っていたが、夕方になってズキズキが酷くなってきた。
もう少し片付けたい仕事があったけれど、集中できないし帰ることにした。
で、外に出て歩き始めると妙に寒い。
あれ?おかしいなぁ、雨が降ってるし、気温はそんなに低くないはずだが?と考えていると、背筋に悪寒が走り始めた。

うわ、これはヤバいと思う間もなく、どんどん熱が上がって来たようで、歩くのも辛くなり始めた。
何とか帰宅して、すぐ風呂に入り、熱い湯船で身体を暖めると少しだけ楽になった。
風呂から上がり、熱々の雑炊に青ネギと生姜をたっぷり入れて食べ、すぐに寝たが、こりゃ明日の仕事は無理だなと思っていた。

が、一晩寝て、寝汗をたっぷりかいたら熱が下がっているではないか。
我ながら大したものだと思う。
計ってないが、関節が痛くなるレベルだから、38度以上出ていたと思うのだが。

で、熱は下がったけれど、腹具合は悪いし、頭はボーッとするし、身体は怠いし、本調子からはほど遠い。
とりあえず午前中は休みを取り、午後は仕事に出ようと思っているが、今日はしっかり休んで、明日、遅れを取り戻すという手もあるよなと考え中。
明日中に仕上げなければならない資料があるのだ。

潜伏期間を考えると、直接の原因ではないだろうが、月曜日にさとなおさんと痛飲したのが効いたかな。
一緒に飲むのは久しぶりなので、つい、調子にのってしまったんだよね。
さとなおさんも二日酔いだったようで、次の日は講演だったのに悪いことしたなと少し反省。

という訳でレポートはもう少し待ってください。>けいちゃん
どこに行ったかだけでも知りたい人は、さなメモを読んでくだされ。


2006/02/12(日)
煮豚のビンダルウペーストと蕪の葉のお浸し
時間があるときは、つい更新しようと思ってしまうな。
#メールの返事は3ヶ月くらい溜まっているけれど。

朝は昨日のきん菜館で買った「麦麦」のクロワッサン。
久しぶりに食べたが、やはり旨いね。
近くに店があればと思う味だ。

昼はまたもやパスタ、というかスパゲッティを食べた。
五日市の「パパズダイニング」という店。
ここは結構良かった。
色んな店で食べ続け、何となく感じてきたのは、アルデンテに固執する余り、ソースと麺の一体感というものを見失っているのではないか?ということ。
ここの茹で加減はややしっかり目だが、だからこそソースとの一体感があった。
僕はそういうパスタが好きだ。
アルデンテ至上主義というのは、ラーメンの麺が硬ければ硬いほど良いというのに近いと思う。

夕食は昨日、作っておいた煮豚がメイン。
腿肉の煮豚だが、なかなかの旨さだった。
中国ではこういう料理を食べるとき、辣醤を付けるので、僕はインドのビンダルウペーストを付けてみた。
これが良く合って、結構、たくさん食べてしまった。
脂身のない、筋繊維のキシッとした煮豚って、僕は妙に好きなんだよね。

それと、蕪の葉のお浸しも食べた。
我が家は蕪は葉付きで買うようにしており、僕なんかはむしろこちらを喜んで食べる。
ほろ苦くて、繊維が柔らかで、ほのかながら蕪の香りがあり、青菜として上々の旨さと思う。
今の時期のほうれん草と比べても、僕は蕪のほうが好きかな。
大きく育ったらダメだけど、蕪が小さなうちは本当に旨いと思う。
あまり売ってないが、見かけたらぜひどうぞ。
蕪の葉はぜひ食べてほしい食材の一つなのだ。


2006/02/12(日)
椅子悩み中
もう、半年以上、椅子について悩んでいる。

仕事の椅子は選べないので、ま、諦めているのだが、自宅の椅子を考えているのだ。
しかも、食卓用じゃなくて、PC作業用。
食卓のはYチェアのブラックウレタンを1年ほど前に買って、概ね満足している。
ホントはザ・チェアがほしいのだけど、高いからね。
#それまでは折り畳み椅子だった。妻はボウバックアームチェアなのに。

で、PC用だが、今使っているのは2,000〜3,000円のチープなガス圧チェア。
メーカー名すら判らない。
僕は長くタイピングしていると、自然に後傾する癖があるのだけど、これはどうやら多くの人がそうらしいと判った。
で、この椅子は全くリクライニングしないため、背中と腰が痛くなるんだよね。
当たり前といえば当たり前だ。

最初に検討したのは、定番だけどアーロンチェア。
割とあちこちに置いてあるので、試してみていいなとは思ったが、発売から時間が経っているし、他の椅子も勉強してみたいと感じた。

で、次にミラチェアを検討。
これは実機を置いてある店がないので、座り心地は未だに不明。
でも、ネットの評判を読む限りでは、僕の用途には適さないように感じた。
これは同じ、ハーマンミラー社のアーロンチェアも同様ではないか。
タイピングオンリーではなく、書き物も同じくらい使う人には良いのでは?と思うようになった。

で、次に考えたのはイプシロンチェア。
これも実機を見たことすらないので何とも言えないが、造りが弱そうなイメージ。あくまでイメージだけど。
何にせよ、実際に座ることができないのは辛い。

で、何か置いてないかな?と東急ハンズに行くと、セダスとコンテッサが置いてあった。
座ってみると、セダスは良いけれど予算的にちょっとしんどい。
サイズ的にも僕には少し大きいように感じた。

コンテッサはファンが多いようだが、僕には造りが弱いように感じた。
イプシロンと同じで、その適度なガタつきというか、遊びの部分が良さなのかもしれないが、僕は概ねがっちり系を好む傾向が強いのだ。

で、今、検討しているのがオカムラのエルシオかバロン。
デュークというのが近々に出るらしいが、見た目が役員椅子っぽいのが難。
リープHD2もいいなぁと思っているが、基本的に前傾姿勢志向のようなので、どうか?と思ったり。
ニュープリーズも試してみたいところだし、コクヨのアガタチェアも気になる。
結局、調べれば調べるほど悩みが深くなり、結論が出ないのだ。

試座のために、一度、東京まで足を運ばなければダメかなぁ。
こういうところが地方に住んでいてネックとなるところだよね。


2006/02/11(土)
最近、文章ばかりだったから、今日は写真入りで
一昨日だったかな?
友人から海苔巻煎餅をいただいた。

僕は海苔と煎餅が好きなので、気に入らない訳がない。
しかも、海苔が上等だった。
煎餅に使う海苔は、そんなに上等なものを使っても仕方がないという判断からか、口解けの悪い、上口蓋にへばりつくような海苔が使われていることが多い。
うん。やはり良い海苔を使うと煎餅は旨いな。
個人的にはもっと醤油がバシッと効いたのが好きだが、ま、それはないものねだりというものだ。
この薄さと小ささが海苔との一体感を醸しているのだし。

どこのものだろう?と思って調べると、銀座の老舗、松崎煎餅の「墨染」という品だった。
なるほど。

それと、夕食時に妻が作ったおかずを撮っていたのでアップしておく。
えーと、これは上にのっているのがヒラタケで、その下が長芋、奥が豚ヒレ肉という組み立て。
豚ヒレ肉は70度くらいの温度でじっくり茹でて、調味液に浸したのかな?
とても柔らかく、豚の味がしっかりして、すごく旨かった。
ヒラタケと長芋は、その豚を浸けた調味液で煮てあるのだろうか。
とまれ、旨かった。


2006/02/07(火)
周りに聞こえるように話をするなら、相応の内容を求めたい
食事をしていて聞こえてきたのだが、どこかの会社の支店長が、女性社員を相手にサラリーマン川柳の話をしていた。
「オレは話題がない男だから、こうやってネタを集めてるんだ」
と、そのおっさん。

すると、女性社員は「そんなことないですよ〜。支店長くらい多趣味なら、この川柳にも応募されたらいいのに」とヨイショに余念がない。

そのうち気分が良くなってきたのか、川柳に優劣を付けたり、全然さり気なくない自慢話を始めたり、頼むからもう少し小さな声で話をしてくれと願いたい内容になって来た。

ついにその支店長は「女性は太るときにはウエストからだけど、痩せるときにはバストからなんだ。知ってるか?」とご高説。
僕は直ちに「このボケ!セクハラだろうが!」と心の中で毒づいたが、女性社員は何も言わない。
彼女がなぜ何も言わないのか、理解していない馬鹿は、同じ主張を繰り返している。

そこで不思議だったのは、何でこんな馬鹿が支店長という管理ポストなんだ?ということ。
代替が必要なので企業規模にもよるだろうが、ある程度よりも大きな企業なら、こういう言動を人事部門に通報すれば、即アウトじゃないのか。

男同士でそういう会話をするのなら、まぁいいだろう。
しかし、女性に対して、しかも自分の部下に対して言うとは、セクハラにパワハラもプラスされていると言えるのではないかと僕は思う。

そもそも、こんな馬鹿が現場のトップにいるからこそ、少子化対策が実を成さないのではないか。
こんな話を聞かされると、こちらまで気が滅入る。

さらに、今日は朝から雨だったので、帰宅は公共交通機関を使ったが、帰りにも同じような話を聞かされた。
上司が部下に子育てについて話をしているのだが、こちらも耳を塞ぎたくなる内容だった。
たまたま上着のポケットにiPidがあったので、それを使って音をシャットアウトしたから良かったけれど、人に聞こえるように話をするなら、もう少し恥ずかしくない内容をお願いしたい。

それにしても、なんで1日に2度もこんな目に遭わなければならないのだ。まったく。


2006/02/04(土)
旨いパスタを食べさせるパスタ専門店は何処?
ここ最近、思うところがあって、パスタを食べることが多いのだが、そのテーマが解決されないので書いてみたい。

僕が不思議に思うのは「なぜパスタ専門店のパスタが旨くないのか」ということだ。
誤解なきよう申し添えると、不味いと言っているのではない。
旨くないのだ。
どこで食べても凡庸で「ふーん」という味に過ぎない。
僕が家で作っても同じ味が出せるよな、と思う。
いや、家で作るほうがもっと工夫するのではないか、とすら思う。

しかも、それらの店は、パスタ専門店なのだ。
中にはスパゲッティ専門店と断じて良い店もある。
普通に考えて、その他にも色々な料理を作らなければならない、イタリア料理店のほうがパスタ単品にかけるエネルギーは少ないはずだが、本当に旨いパスタはなぜかイタリア料理店でしか食べられない。
広島で僕が旨いパスタを出すなぁと思うのは「スプリッツ」「ルーチェ・デル・ソーレ」「ラ・セッテ」「ウーノ・ヴィーノ」だが、これらの店はパスタを専門でやっている訳ではない。

ラーメンと中国料理の関係を見てみよう。
例外はもちろんあるが、概ねラーメン専門店のラーメンと、中国料理店のラーメン、どちらが旨いかという問いの答えは、ラーメン専門店と述べて良いだろう。

ラーメン専門店は、ラーメンのためのダシを作り、専用のトッピングを用意し、厨房設備もラーメン仕様になっている。
また、ウリがはっきりしていて、回転率が高いため、ダシに原価をかけることができる。

ところが中国料理店は、様々な料理を作るため、ダシは汎用性の高いものが用意される。
ラーメン専用のダシを用意すると、他の料理には逆に使いにくいのだ。
(中にはそういう店もあるが、中国料理店とはいえラーメンが主力になっている店だし、やはり少数派だ。)

また、ダシに原価をかけるよりも、素材に原価をかけたほうが、料理単価を上げられる、という台所事情もある。
極上のダシを使った麻婆豆腐に1,500円の値段を付けるより、ダシはそこそこのものを取り、大正海老の乾焼蝦仁を1,500円で出したほうが喜ばれる。
そういうことだ。

ちなみに未だ「ラーメンの本場は中国」などと言う人がいるけれど、そんな本場はその人の頭の中にしなくて、日本の我々が一般的に考えるラーメンという料理は、中国にはない。
もちろん、湯麺という似た料理はあるけれど、スープを愉しむ料理ではなく、麺を食べるための料理だし、我々が重視する麺のコシに対する嗜好など、料理の哲学もコンセプトも全く異なるので、比べること自体がナンセンスなのだ。

いかん。いつも僕は脱線が多いな。

つまり、ラーメン専門店と中国料理店は、専門店のほうが手間暇がかかっている分だけ旨いという、当たり前の法則が成り立つのに、パスタ専門店では成り立たないコトが僕には不思議なのだ。

キツイ言い方をすれば、パスタ専門店は何をやっているのか?と思う。
もっと端的に言えば「怠慢じゃないか?」というのが僕の偽らざる気持ちだ。
しかも、概ね単価が高い。
平気で900円くらいの値段を付けている。
幟町の「ヴォーノ」や横川の「キッチンyoshiki」くらい費用対効果が高ければ納得できるが、どこも200円くらい高いと思うことが多い。

まだ可能性を感じるのは、例えばマリオグループの店。
ニンニクをガツンと効かせ、塩とオイルがたっぷりで、上品さとはほど遠いが、あれはあれで良しと思う。
ある種のオリジナリティだし、ラーメンで言えば家系のようなものだ。
そうそう、オリジナリティという面では「ENZO」のパスタも思い出されるな。
いや待て「ピッツェリア・パスタ」のタリアテッレは記憶に残る旨さだったぞ。
でもやはり、どの店もパスタ専門店ではないんだよな。
うーん、と思い出してみるに、五日市の「オリマンサ」のオリジナリティには可能性を感じた、かな。

インターネットタウンページで調べると、スパゲッティ店は県内に97店とあるが、実際にはもっとあると思う。
昼はスパゲッティしか出さないカフェとかレストランってたくさん見かけるからだ。

僕は昼に旨いパスタをたっぷり食べたいことがあるのだけれど、上記の店ではパスタ単品の注文は受け付けていない。
「ウーノ・ヴィーノ」なら、郊外店でラフな雰囲気だし、何とか可能かもしれないが「○○○のリングイネを大盛で!」とかどうなんだろ。

そんな無理をお願いしなくても、パスタ専門店が普通に頑張れば良いだけの話だと思うんだよね。
誰か、キチンと旨いパスタの店って知らないだろうか?
冷やかしとかじゃなくて、僕は割と真面目に考えているのだ。


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