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2005/07/13(水)
「ブルー・グロッソ」の料理とビール
ちょっと前の話だけれど、書き記して置きたい。

僕が残業後レストランとして気に入っている店の一つ「ブルー・グロッソ」へ再訪した。
ここは生ビールと料理のセンスが良いので、残業後に時々寄る。
何よりもラストオーダー遅さが貴重で、23時を過ぎても開いていて、きちんとした食事ができるのが嬉しい。
しかも、遅くから訪れる場合は、次の日のことを考え、シュッと食べ、シュッと出ることが多いので、提供が遅すぎないこともポイント。
また、ヘビーな肉料理だけでなく、野菜などの胃もたれしない料理があることも重要だが、この店はそれら全てを兼ね備えていたのだ。

今回は22時前だったが、旨いビールが飲みたくて再訪した。
2品ほど頼んたが、あれ?と感じた。料理が違うのだ。
味付け云々もあるけれど、料理哲学が全然違う。
確信があったけれど、帰り際に訊いたら、料理人が変わったことのことだった。
残念だなぁ。決して格別ではないが、地に足の付いた気持ちの良い料理を作る人だったのだが。
#「気持ちの良い料理」というのがぴったりな料理群だった。

ビールの旨さは相変わらずで、他店ではこれだけ旨いビールはなかなか飲めないが、ちょっと足が遠退きそう。
その理由は他にもある。
メインを張るバーテンダーは堂々として、知識も深そうだが、新人らしき男の子が、先輩らしき女の子に「薄いカクテルの本くらい覚えたほうがいいわよ」と諭されていたのだ。

いや、まかりなりにもバーテンダーとしてカウンターの向こう側に立つのであれば、スピリッツ系の酒と、リキュール系の酒を併せて、200や300種類を覚えるなんてのは、基礎の基礎じゃないのか?
その酒を全て味わえとは言わないが、バーテンダーとして最低レベルの知識だろう。

また、隣ではある飲食店に勤めている人が酒を飲んでいたが、煙草の煙が強烈で、しかも、僕の顔の前に副流煙が流れていても無関心。
たぶん、彼はそのことに気付いていなかったと思う。
しかし、この感性のまま、料理を作ったらどうなるのだろうか。
自分の手を離れたものは、あとは野となれ山となれ、なのか。
僕はその店に対しての興味が一気に冷めてしまった。

それにしても雰囲気を含めて、結構好きな店なので、以前の料理人がカムバックしてくれないかなぁと思う。
23時過ぎて、ビールをあれだけキチンと注いでくれる店は近所に思い当たらないので、僕にとっては大切な店なんだがなぁ。


2005/07/08(金)
幸せのカタチ
また少し間が空いてしまった。
書きたいこと、書かねばならぬことはたくさんあるんだけれど。
それは遅れながらでも、追々書きたい。

明日は友人たちと島根遠征だが、仕事で遅くなってしまい、帰宅は22時過ぎだった。
食事もしていなかったので、とにかく帰ってビールを飲みたかったのだが、先に帰宅した妻が料理を作って待ってくれていた。

今日の夜は鰹のたたきとインゲン豆の胡麻和え。
彼女もハードな残業をこなしている身だからよく判ってくれるのだが、暑い日の残業後はミネラル分が失われているためか、フレッシュ感のある料理が旨い。
だから、鰹のたたきというよりも、付け合せの生野菜重視だった。
鰹のたたきって、生野菜との相性が抜群に良いと僕は感じるのだが、今回もそれを再確認した。
良く切れる包丁で、キュウリ、紫タマネギ、大葉、生姜を刻んで下味を付けただけだがドンピシャに身体が欲しているので凄く旨かった。
こういうのが愛情のある料理だと僕は思う。

インゲン豆も当然旨い。
芥子のような香りと、胡麻の香ばしさと、豆の滋味。
ヱビスの大瓶を一本飲んで、この二品を食べて大満足だった。

家で妻と料理が待っている人というのは幸せだろうなと、フト、頭をよぎったりするのはこういう時だったりするのだが、隣の芝生はより青く見えるものだし、何よりも幸せのカタチは人それぞれなんだよね。


2005/07/03(日)
テレビや雑誌など
最近のメディア関係の問い合わせは三件。

広島のあまり知られていない郷土料理について、テレビ製作会社から。
これは僕が直接受けたのではないけれど、受けた人が僕のところへ「何かないか?」と訊いてきたのだ。
浄土真宗安芸門徒の大豆うどん、瀬戸内沿岸部の小鰯の糠焼き、江波地区の江波巻きなどを教えたが、あとから考えたら、あづま寿司(コノシロのおから寿司)とか、焼き米とか、香茸ご飯などもあったな。
ま、先の三つで充分と言われたから構わないのだが、やはりこういう広島の郷土料理の解説と食べられる店の紹介もサイトの中で情報発信しなければいけないな。

他には雑誌が二つ。
前回も少しお手伝いさせてもらった「西の旅」から、再度依頼が。
ここは取り上げ方が僕的感性に合うので、再度、協力する予定。
今回の中身はもう少し企画を詳しく聞いてみたいな。

もう一つはラーメン関係の依頼。
広島ラーメンのベスト5を挙げ、理由を示してほしいとのこと。
だが、企画の内容が判らないまま、5店選ぶなんてできる訳がないので、こちらは企画次第。
旨さで選ぶのか、歴史で選ぶのか、珍しさで選ぶのか、そもそも前段として広島ラーメンとはどのようなもので、どういう店が広島ラーメンとして該当するのかなど整理すべき点は多そう。
「何となくでいいんですよ」と言われたら、申し訳ないけれど他を当たっていただく。

仕事だったら選り好みはできないけれど、広島のことを取り上げてくださるなら、より良い形で紹介してほしいという個人的な思いでやっていることだから、受ける受けないは選ばせていただくのだ。

さて、今週も何だかゆっくりさせてもらったな。
体調も戻ってきたことだし、そろそろ活動的に参りましょ。


2005/06/29(水)
食中毒報告ラスト
で、君はどうするんだ?
その、食中毒を出した店を訴えないのか?というメールが。

いや、そんなの考えもしなかったな。
個人店だから食材サンプルなんて保存しているわけないし、食べたのは僕だけだから証拠能力は少ないから、立件できないと思う。
それに、僕はおっちゃんに悪気があったとは思えない、、、いや、少し違うな、悪気の有無なんてこの場合は関係なくて、どう言ったらいいかな。
端的には「罪を憎んで、人を憎まず」かな。
ちょっと違うような気もするけれど。

ともあれ、僕はその店に対して、怒ってはいないのです。
さすがにもう、暖簾をくぐることはないと思うけれど。

それにしても、こう暑いと食欲が出ませんな。
最近、生魚等は避けているので、随分前に昼飯に行ってちょっと光るものが感じられた中国料理店へ再訪したが、厨師が変わったらしく、料理はガタガタだった。

食中毒等を起こすことなく、常に安定した料理を出す店というのは、本当に得難いのだとつくづく思い知った昼飯だった。


2005/06/28(火)
さらば食中毒!
食中毒その後。
お見舞いのメール、たくさんありがとうです。
ゆっくり返事を書きます。

月曜日に我慢できなくなり、というか、身体のツラさがかなり増加してきたので、ついに病院へ行った。
#何度も言うが、僕は病院と薬が嫌いなんだ。医者は人に寄るけれど。

本来は菌を培養しなければ、抗生物質は投与してくれないのだが、昔ながらの町医者だったので、頼んだら出してくれた。
もちろん、菌培養はやったけどね。
結果が出るのは2〜3日後だから待ってられないのだ。

僕は腸炎ビブリオかなぁと思っていたが、もらった薬を見ると、先生は病原性大腸菌を疑っていた様子。
飲むとこれが、驚くほどよく効いた。
昨晩は5日振りにぐっすりと眠れた。
木曜日の夜からこっち、夜中に腹が差し込むように痛んだり、悪寒がしたり、トイレへ走ったりで、眠りがとても浅かったのだ。

面白いことに、ぐっすり眠ると、気力も湧いて来た。
人間の気持ちなんて、健康かどうかで全然違ってくるんだね。
皆様、身体はくれぐれも大切に。

皮肉なことに、現在、食中毒警報が出ていることを、今日知った。
あとの祭りですな。


2005/06/25(土)
家庭料理のすがた
今日、書店を訪れたとき、以前からほしいなぁと思っていた本があったので速攻で買った。

辰巳芳子さんという方の「家庭料理のすがた」という本だ。
料理王国に連載されていた時、その内容にとても共感し、それ以上に感銘を受けたのだ。

中でも「展開料理」という考え方には、そのとおり!と膝を打った。
レベルは大きく異なるが、我が家でもこれをよくやる。
家庭料理と店の料理の区別がつかなくなりつつある今、この本が時代に与える価値はとても高いと思う。

なお、この本はレシピ本ではないので、そのつもりで購入しないこと。
もちろん、レシピも載っているけれど、それより家庭料理に対する心構えが中心。
凛と背筋が伸びた、穏やかな文章ながらも、現代の食に対する諫言は実に厳しい。
また、食事を用意することは教養であり、文化であると教えてくれる一冊だ。

僕はこれから「何か料理の本を一冊」と言われたら、きっとこの本を示すだろう。
僕自身の座右の書の一冊に入る本なのだ。

ちなみに、今日の料理も一種の展開料理。
妻が作り置いてくれた塩水鶏があったので、そのゼラチンと端肉を使い、鶏雑炊を作ったのだ。
鰹ダシをとって、鶏肉を入れ、以前買った青ネギの白い部分を残していたので、それを刻んで加え、海苔を散らした。
まだ食中毒渦から復活していないので、今日の夕食はこれで終了なんだけれど。


2005/06/25(土)
食中毒その後
金曜日は何とか午後から仕事に出た。
ま、その後、体調を崩しても週末に復活するだろうという読みがあったのだ。
これが月曜日だったら一日休んでいただろう。

しかし、木曜日の夜に少し鶏肉とインゲン豆を少し食べただけで、朝も昼も絶食していたため、夕方には血糖値が下がり過ぎて頭が回らなくなった。
睡眠はしっかりとっているはずなのに眠気もやってくるし、これ以上居ても役に立たない、つか迷惑と思い、18時には早々に退出。

だが、体調はいくらか復活したらしく、猛烈に腹が減ってきたので、家に帰り着く前に何かを食べようと思い、考えた末「紅坊」へ。

詳細は該当BBSに書くけれど、これがもう、実に素晴らしい料理で、多いに堪能した。
というか、あまりに腹が減っていたので、加減がよく判らないままに食べてしまい、少々食べ過ぎた。
そのため、土曜日は午前中沈没。
午後になっても復活はままならず、14時過ぎにたこ焼きを食べて終了。
夕食は雑炊くらいは食べたいが。

たこ焼きを買いに出かけたとき、久々に書店へ寄り、ついつい7,000円分ほど買ってしまった。
最近はネットで買うことが多いが、やはり書店には書店の良さがあるね。
昔は1ヶ月一万円くらいは普通に本を買っていたが、今は少し落ちているような気がする。
もう少しインプットを大切にしなきゃ。

#写真はヒメクチナシ。小さなギボウシも可憐な花を付けているのだが巧く写真が撮れなかった。


2005/06/24(金)
どうも最近ツイてない
昨日も一日、やけに腹具合がおかしいなと思ってはいたが、昼食も普通に食べられたし、また、胃腸の波が下がってきたのかな?くらいに思っていた。

が、夜に帰宅して、夕食を食べていると腹がぐるぐる騒ぎ始め、途中で箸が止まってしまった。
そうこうしている間に悪寒が始まり、手足が怠くなり、起きているのが辛くなった。
あー、こりゃヤバイなと思い、速攻で横になるも事態は改善せず。

そのまま寝入って、夜中に一度、差し込むような痛みでトイレに直行。
朝になっても大きな改善は見られず。
腹が下るのはともかく、悪寒と倦怠感は如何ともしがたい。

何とか仕事に行く支度まではしたのだが、朝から何度かトイレを往復している間に気力が萎えてしまい昼まで休暇。
口の中がカラカラなんだけど、水を飲んでも下してしまうし、横になっていても悪寒が収まる様子もない。

あー、やはりあの鮨店の穴子の煮物かなぁ。
変わった風味だと思ったのだが。
ほんの軽い夕食だったので、鉄火巻きと穴子の煮物しか食べていないのに、運の悪いことだ。

それにしても、このまま脱水状態というわけにはいかないから、アイソトニック飲料をちびちび飲みつつ、毒素を体外に排出トライ。
何とか昼からは仕事に出たいな。
やらなきゃならんことは山積しているのだが。
申し訳ない。>関係者の皆様


2005/06/21(火)
休肝日は玉子ご飯
何となく休肝日。
たまにはそういう日があってもいいよね。

日曜日に友人からいただいた烏骨鶏の玉子があったので、三つ星醤油で玉子ご飯にした。
これが久しぶりに心から旨いと思えた玉子ご飯で大満足。
烏骨鶏の玉子であれば、何でもいいというのではなくて、普通の鶏と同じように、旨いのもあれば、普通のもあるのだが、今回の玉子は旨かった。

玉子の濃厚なコクはそんなにないけれど、さらりとして満足感が高い感じ。
醤油も井上醤油よりも、玉子ご飯には三つ星醤油のほうが合うかな?
井上醤油は溜まり醤油っぽい香りと旨味が持ち味だけど、三つ星醤油のさらりとした味が、この玉子と良く合った。

あと三つあるので、明日の朝も玉子ご飯決定だ。


2005/06/19(日)
ショートトリップ二日目
今治というのは思ったよりもこぢんまりした街だった。
日曜日なので市場とかが休みだったが、平日だともう少し活気があるのかな?

焼鳥はなかなか面白くて、大いに堪能させていただいた。
これについては、いつかどこかでまとめて書きたいな。
もう数軒くらい食べ歩いてみたいし。

日曜日は朝早くから亀老山展望台へ。
ここからの風景が素晴らしいこともあるけれど、展望台の建築も素晴らしかった。
展望台としての機能は一切損なわないどころか、既存の無批判な東屋風の展望台より、機能的にも、美的にも遥かに優れている。

景色の素晴らしさに加え、この展望台を味わうためにも多くの人に訪れてもらいたいと感じた。
いやー、こういうところに良い建築があると、すごく嬉しいね。

建築の詳細は、ぴったりなサイトがあったので、こちらをどうぞ。
http://www1.linkclub.or.jp/~ida-10/ehime1.html

その後、大山祗神社へ行き、宝物館で源頼朝、源義経、武蔵坊弁慶、巴御前らの武具を眺め、交通費削減のため、大三島からフェリーで忠海へ渡り、竹原経由で帰宅した。
#竹原でも、妻の「見ておきたい建物が・・・」という要望有(苦笑)

竹原では、以前も訪れたことがある「ひのまる」というカフェで少しゆっくり。
ここは中国茶も頑張ってるし、総じて提供物のレベルが高い。
あまり知られていないようだけれど、保存地区散策後の休憩には最高と思うんだよね。

帰宅して、あちこちの道の駅などで買った食材などで夕飯。
写真は大三島の道の駅で買ったイギス豆腐。
僕は向島で売られていたイギス豆腐を買って食べ、もういいやと思っていたのだが、これは旨そうなので買ってみた。

というか、見ず知らずのおばちゃんが、これはこの辺で採れたイギスと生大豆粉とイリコで作ってね・・・と色々話かけてくるので、ほぅほぅと聞いていたら、このイギス豆腐もそのおばちゃん作だったのだ。

で、食べると、生大豆粉のほっこりした食感と旨味が効いて、イリコの風味もプラスされ、意外なほど旨かった。
これなら次も食べたいと思う。
僕の中でのイギス豆腐の株はぐんと持ち直したのだった。
どんな料理でも一回で嫌いにならないようにすることが肝要だね。


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