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2004/12/26(日)
「茶迷カレンダー」終了
毎週日曜日、アーメイが中国新聞に書いていた「茶迷カレンダー」の連載が終了した。
結局、計29回。約半年間という長期連載だった。
毎週毎週、締め切りに追われていたので、本人は開放感に包まれウキウキのようだが、文章を書く良い訓練になったはず。
新聞というメディアの性格と、文字数の制限から、充分に書き切れない、または書けない部分もあったようだが、これまで彼女が考えてきたお茶にまつわる諸事について、概ね書いたのではないかと思う。
何はともあれ、お疲れ様だ。

僕のほうは忙しさにかまけて、文章を書く勘まで失われつつあるように感じる。
こんなことではイカンな。
年末年始の帰省もできないほど予定ぎっしりなのだが、何とかまとまった文章書きの時間を作らなければ。

#先にアップした花は「ツバキではなく、サツキでしょ」とアーメイから指摘あり。
#どうもこの辺りの区別って難しいな。サザンカやツツジにも似たのがあるしなー。


2004/12/26(日)
かつお珈琲
友人に珈琲の焙煎に凝っている奴がいる。
最初の頃は「星2つ。なかなかいい出来じゃない」と言っていたが、最近はどんどん腕を上げて、唸るほどの旨さになってきた。

ごく最近の品を手に入れたので、早速飲んだが、酸味とコクのバランスが良く、どうやって飲んでも旨い。
この「どのような飲み方をしても旨い豆」というのは、持ち帰り珈琲においては重要な点で、淹れ方が極めて難しい豆(「蛮珈夢」など)は、自宅で楽しむことが難しいため困るのだ。

今回はあらかじめ挽いてあったので、ミルも良いものを使ったのだろう。
これほど旨ければ、市販できるように思う。
最近「黒田珈琲工房」の豆は往時のニュアンスを失っているし、「蛇舞珈亭」はどんどん酸味重視になっているので、旨いには旨いが僕の好みとはズレつつあるし、自宅で飲むには、このかつお珈琲が最良の選択になってきたな。

#写真は自宅の一角に植わっている椿。
#ほとんど手入れをしないのに美しく咲いている。健気だ。


2004/12/25(土)
ニクヤキスト
先日の忘年会で豚肉をたらふく食べたが、その後、振りがついて、余計に豚肉を食べるようになってしまった。

今回の忘年会で痛感したのは、肉を焼く技術というか、肉を焼くセンスというのは、なかなか得難いものだということ。
肉は厚ければ上手に焼けると思っている人がいるけれど、それは間違い。
技術がない人なら、薄い肉のほうが間違いなく上手に焼ける。
厚い肉を上手に焼こうと思うと、技術もさることながら、経験と勘が重要になる。
この勘が優れた人が「ニクヤキスト」なのかなと思う。

豚肉の場合は牛や鶏とは違い、ステーキにする際も、表面に小麦粉の薄い膜を付けてやったほうが旨いと我々夫婦は思うのだが、これも経験の産物。
豚肉の肌を直接油に触れさせると、火傷して硬くなってしまうのだ。
あとは表面を焼き固め、中心にじっくり熱を通していくのだが、これがなかなか難しい。
豚肉の品種にもよるし、部位による違いも大きい。
大切なのは、強火の扱いではなくて、むしろ中火から弱火の扱いとなる。
上手に焼けば、ポークソテーも驚くほど旨くなるのだが、牛や鶏に比べて最も難しいかもしれないと感じる。

もうしばらく、豚肉を焼くということについて考えてあぐねてみますかね。


2004/12/18(土)
快食な忘年会
今日はこれから快食オフMLの忘年会。

僕が主宰する快食オフMLでは、年に何回かオフをやるけれど、その中でも最大のイベントとなる。
例年80名ほど集まるけれど、今年は何とか縮小できて50名前後になりそう。

旨い酒は当然だけど(僕は「村尾」を一升持参)、旨い茶、旨い珈琲、旨い粉もの等々、様々な旨ものが集まる。
来る人のメンツもかなり濃い。
昨年は、メインイベントとして、日本中から牡蛎を取り寄せ、食べ比べを行ったが、今年は豚の食べ比べを行う。

サイボクゴールデンポーク、平牧三元豚、白金豚、薩摩黒豚、幻霜豚、イベリコ豚、パルマ豚、アグー豚の8種だ。
結構入手には苦労したけれど、こういうのをやると、その対象に対して新しい視点が啓けたりするのだ。

さて、下拵えも必要だし、そろそろ出発しますかね。


2004/12/15(水)
忙中に閑があるはず
現在、これまでで最も激しい年末が進行中。

よくある話だけど、仕事のビックウェーブと私事のそれが、完全に重なるという全然望まない事態が起きている。
何についてもゆっくり考えられないため、あとから抜けがたくさん出てきそうで怖い。

そんな状態なので、昼飯の時間もキチンと取れなかったりする。
ま、それもテンションが下がらなくていいかも、と思ったり。
いかんな、そんなこと考えては。

そして、そのまま忘年会シーズンに突入。
まずは今日からAll aboutの伊藤章良さんが、この時期恒例の来広なので、旧交を温める。
伊藤さんは、僕が一緒に食事していて最も楽しい方の一人なのだ。
http://allabout.co.jp/diary/eatout/

たぶん、この忙しさは年末年始の休みも吹き飛ばし、来年まで続くが、適宜、旨い料理のエネルギーを注入し、何とか乗り越えてやろうと思う。

その間、快食ログももっと頻繁に書かなきゃね(笑)。


2004/12/07(火)
牛丼とパスタとコストパフォーマンス
昼にばたばた仕事していたら、そのまま昼休憩が潰れてしまった。
しかし、残業確実なので、何も食べない訳にはいかず、近所の「すき家」でシュッと昼食を済ませた。

牛丼を食べたのはどのくらい振りだろう。
ずーっと昔、10年ほど前に福山市の国道2号線沿いにある「吉野家」で食べて以来だ。

ご飯、味噌汁、納豆という組み合わせにも惹かれたが、せっかく10年振りの牛丼専門店なんだから、牛丼を食べようと思い直し、牛丼と豚汁のセットを選んだ。
注文して提供されるまでの時間は1分少々。早い。
まぁ、どちらも盛るだけなので当たり前だが。

意外にも生玉子が添えられていたので、どうするんだ?牛丼に入れるのか?と思っていると、隣の席の人が牛丼に入れていたのでそれに倣った。
牛丼は思ったよりもボリュームがある。
肉がややごわっとしているし、総じてやや味が濃過ぎるように感じたが、玉子を加えると味の濃さが中和されて程よくなる。
僕的にはもっとツユが少なめで、もう少し味を濃くしたほうが好きだが(ツユだくは好かん)、牛丼としてのクオリティは決して低くない。

豚汁はもう少しダシが効いていてほしいし、化調が少々感じられるし、味噌の香りも味も抜けてしまっていたし、野菜は煮過ぎだったが、思ったよりも悪くない。
デフォルトで唐辛子が加えてあるのは面白いな。

これに即席漬けのような白菜漬が添えられて500円。
こりゃ人気があるのは当然だ。
それと、僕は常々「牛丼専門店で酒は飲めるのだろうか?」と疑問に思っていたが、メニューには瓶ビール400円と書いてあった。
ただし、一人2本までらしい。
回転勝負の店だから、酒飲んで長っ尻されると利率が下がるため当然だろう。

実は昨日の昼も時間がなくて「プロント」という店でパスタを食べたのだが、こちらのほうは、僕のこれまでのワースト記録に入りそうなパスタだった。
パスタに味がない、塩が弱い、味付けが奇妙、量が少ない、油が多い。
しかも、パスタと珈琲で950円。
珈琲は、さも当然という感じでパスタの前に出されてしまった。
牛丼に比べ、味も量も価格も劣ると感じたが、若い女性が意外に多かった。
僕の感覚では、男性よりも女性のほうが、食事に関してはアンテナが高いと思っていたけれど、雰囲気に流されやすい傾向があるのかな。

チェーン店などでも、色んなことが感じられるものだ。
とまれ、他の牛丼専門店にも足を運んでみたいと思う。
いや、別に評価を書こうというのではないのですが(笑)。
#しかし、今日の牛丼に星を付けるなら2つ(街の名店)です。
#本当にCPのレベルは高いっす。


2004/12/05(日)
人生の分岐点
髪が長くなっていたが、休日にしか散髪に行けないので放置していた。

しかし、来週末、その次の週末とぎっちり予定が入っているので、このままだと新年まで散髪に行けなくなるかもしれないと思い、やっと行ってきた。

週末だというのに、珍しく他の客はいなくて、いつものとおり席に着き神妙にしていると、オーナーでもある店主が「ちょうど良かった。話があるんです」と話しかけてきた。

いつもと雰囲気が違うな、とすぐに感じたが「もう少ししたら、この店を閉めるんです・・・」と言うではないか。
そうか、別の場所で住居兼店舗を始めることにしたんだな。
うん、通いは大変だし、そろそろ年齢的にそれが正解かもしれないな、と思い、どこに移転するの?と訊くと「いや、移転じゃないんです・・・」と、どうも歯切れが悪い。

黙って話の続きを待っていると「転職して、農家になるんです」と言うではないか。
驚いていると、長くそういう仕事がやりたかったのであり、理髪の仕事が嫌で転職するのではないこと、残りの人生を自分の真に好きなことをしながら過ごしたいこと、家にいる時間の少ない今の仕事では充分な子育てができないことなどを話してくれた。
今回、様々な縁があって、ついに夢に向かって進み始めたということらしい。

そうか、長く通った店だったし、一生の付き合いになるかと思っていたけれど、意外な形で終わっちゃったな、という気持ちが正直あったが、これまで見たことがないほど、溌剌と話す彼を見ていると、羨ましさと、微笑ましさと、清々しさが渾然となった不思議な気持ちに包まれた。

基本的にガッツのある人だし、ハートは熱くても頭はクールだし、何より粘り強さがあるので、大成功するかどうかは判らないが、失敗することはないのではないかと思う。
農業にも新しい人材が必要だし、こういう人たちが明日の農業の担い手となるに違いない。

彼は、これまで僕の髪を切ってくれた人の中で、最も腕が良い人だった。
今後はスーパーに行くと、彼の野菜が並んでいないだろうかと、僕はつい目を凝らしてしまうだろう。
彼のこれからの人生が幸多からんことを心から願いたい。


2004/11/28(日)
スーパーマーケット色々
「ジャスコ」に行くとビールがほとんど置いてなく、発泡酒ばかりだったのにビックリ。
はー、発泡酒って売れてるんだなぁ。

これについては最近、政府税調の偉いさんが「酒文化を損う」と批判したそうだが、増税への伏線としてはなかなか上出来かも?(苦笑)

続いて「フレスタ」の横川店へ行って再度驚いた。
今度は良い意味での驚きだ。
品揃えは「アバンセ」や「ラパン」には置いてないが、きらりと光る一品や、ごく普通のスーパーの品が渾然と置かれている。

まだじっくり見ていないが、肉と野菜の品揃えはなかなかのものと思う。
野菜には温品ほうれん草があったりして、特に力が入っていると感じた。

さらに、男性用トイレにオムツ替え台があった。
僕は一瞬、女性用と間違えたかと思い、飛び出て表示を確認したほどだ。
時代の流れとはいえ、こういう部分に配慮が行き届いているスーパーって素晴らしいと思うな。

#写真がないと寂しいので、ちょっと一枚。
#山口県大島郡にある「たちばなや食堂」の店内だ。
#煮干しだけを使うというラーメンも、店の雰囲気も味わい深い。


2004/11/26(金)
街角の三味線
数日前、街角で三味線を弾いている若者に出会った。

しばらく調律していたが、目の前に客が立つと、なかなか迫力のある三味線を聞かせてくれた。
技術的にはまだまだ荒くて、音を外したり、飛んだりする部分もあったけれど、生音の三味線の迫力は実に素晴らしかった。

こういうのを聞くと、音楽ってテクニックじゃなくてパッションだなぁと思う。
(これは街角という要素も大きい。コンサートホールではやはりテクニックが気になるからね。)
完璧な音楽を聞きたければ、完璧に録音された音を、完璧と思うステレオセットで聞くことができる。
だけど、少々不完全でも、情熱を感じる生音というのは別の世界があると思う。

気持ち良く、伸びやかに、若者らしいふてぶてしさがあって、色んな意味で元気をもらった演奏だった。
三味線って、もっと見直されて然るべき楽器であり、音楽だと思うな。


2004/11/23(火)
アランビック(←蒸留器の意らしい)のラパン
今日はアランビックのラパンへ買い物に行った。
普段は平日しか行かない場所なので、重たい品は買うことを控えていたのだ。
今回はちょっと車で訪れてみようと考えた次第。

地下に車を入れ、店を訪れると非常に空いているのが嬉しい。
本来、そんなことを喜んでいては駄目なのだが、車でのアプローチが容易で、ほしいものがコンパクトにまとまっているのはありがたい。
ちなみに、3,000円で駐車料金は60分無料となる。

様々な重たい品を買ったのもあるけれど、ここはなかなか野菜が面白いのも特徴。
今回、大根と人参を買ったが、どちらも素晴らしい品質だった。
人参は薫り高くスキッとした甘さがあったし、大根は瑞々しく清冽な旨さで、葉っぱがキチンと付いていた。
#もちろん、その葉っぱで一品作ったのは言うまでもない。

他には今の時期だけ、ズワイガニのメス、富山県などで言う「香箱蟹(コウバコガニ)」が入荷している。
小さいけれど一匹400円ほどで、子だけでなく、味噌も多くて非常に旨い。
これなんか、ここにしかないお値打ち品だと思う。
シンプルに茹でて食べるだけで大満足と思う。

しかし、今日はアンコウと三元豚の肩ロースを買った。
アンコウは一見して身が少なく、皮の部分が多いのでゲット。
普通のスーパーでは身を売っているけれど、アンコウが旨いのは皮とか内臓なので、そういうのを狙って買わなければ駄目なのだ。
主婦っぽい人とか、調べる時間はいくらでもあるだろうに、身ばっかりのアンコウを買っている。
まぁだから僕が悠々と皮の部分を入手できるのだが。
アンコウは大根とナメコを入れ、味噌仕立てにして食べた。
まだスープは残っているので、当分楽しめそうだ。

三元豚は小麦粉を付けてソテーにした。
やはり旨いな。脂の軽さが出色。
豚肉を買うためだけでも、ここへ来る価値がある。

僕のメインは「アバンセ」であることに変わりはないけれど(生活圏の関係もある)、ここ「ラパン」と鉄砲町の「フレッド」は浮気相手として魅力的だ。
どこもあまり客がいないので不安になるのだが、特に「ラパン」は撤退せずに頑張ってほしい。
つか、ホントに良い物置いているし、そんなに高くないんだから、一回外食を我慢してでもここで買い物してみるべきと思うな。

#写真はウチに置いてあった奇妙な植物。鶏頭というらしい。
#それと「ビーネン・ハウス」のサバラン。キルッシュヴァッサーたっぷり。子供が食べたら酔うだろうが、これが旨いんだよな。
#ケーキを食べるとき、僕はソウルで買った塗りのフォーク(?)を使う。
#例え18-18のステンレス(18-12しか使ったことないけど)でも、甘味を食べるときには金属ってすごく邪魔と思うのだ。


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.10